【F1 2022】サウジアラビアGP続報:実力伯仲、フェルスタッペンとルクレールのスリリングな戦い
2021年12月に開催されたばかりのジェッダでの2度目のF1は、荒れ模様のうちに始まった。金曜日、サーキットに近い石油関連施設で爆発が発生。イエメンの反政府勢力フーシ派が、F1のスポンサーとしても知られるサウジアラビアの国有企業、アラムコの施設をドローンで攻撃したという。関係者が集まりその後の対応を協議した結果、レースウイークは続行されることになったが、コース内外に文字どおりの“きな臭さ”が漂ったことは想像に難くない。 コース上でも波乱は続いた。高速のブラインドコーナーが6km以上も続くジェッダでは、安全性向上のためにコース幅拡張などが行われた。しかし、ひとつのミスが大クラッシュにつながる特性はそのまま。予選ではQ1でウィリアムズのニコラス・ラティフィが、またQ2ではハースのミック・シューマッハーがマシンを大破させ赤旗中断となり、両ドライバーは無事だったものの、ハースは1台を欠場させざるを得なくなった。 さらに予選結果も波乱含みだった。マシンが跳ねる“ポーポシング”に悩む王者メルセデスは、ルイス・ハミルトンがまさかのQ1落ちとなる16位、シューマッハーの欠場により繰り上がっても15番グリッドに沈んだ。またアルファタウリの角田裕毅はマシントラブルで出走できず、最後尾となってしまった。 ポール争いも予想外の結末だった。3回のプラクティスすべてでトップだったフェラーリがP1を取るかと思われたが、2台の赤いマシンの上を飛び越して、レッドブルのセルジオ・ペレスが、215戦目にして初めてのポールポジションを奪ってしまったのだ。わずか0.
025秒遅れで2位だったのは前戦ウィナーのシャルル・ルクレール、3位はカルロス・サインツJr.。レッドブルのマックス・フェルスタッペンが4位と振るわなかったのも意外だった。 アルピーヌ勢は好調で、エステバン・オコンが5位、メルセデスのジョージ・ラッセルを間に挟み、フェルナンド・アロンソは7位。アルファ・ロメオのバルテリ・ボッタスも前戦に続いてQ3に進み8位、アルファタウリのピエール・ガスリー9位、そして唯一のハースとなったケビン・マグヌッセンは10位というグリッドとなった。 予選では、レッドブルのペレス(写真)が「人生で最良のラップ」を決めて、キャリア初、メキシコ人としても初めてとなるポールを獲得。マーク・ウェバーの130戦を超える、215戦目での最長初ポール記録となった。レースではスタートからトップを守るも、フェラーリの陽動作戦に乗ってしまい、タイミングの悪いところでピットストップ、4位に後退しゴール。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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