伝説のミューズ、小林麻美が“ジェントルマン”について考える新連載が今年6月からスタート。 今回はVol.1からVol.5までを振り返る。
Vol.1 坂東玉三郎と父 Vol.1は、過去を振り返りつつ、彼女が思う“ジェントルマン像”と最近出会ったジェントルマンについて語る。 「当時、アンニュイなイメージとして見られることに違和感はなかったです。だって本当に暗かったので(笑)。『私は明日死んじゃうかな』みたいなことをいつも考えていました。ですからイメージの呪縛に悩んだこともなかったです。お酒を飲んで、タバコも吸って、中島みゆきを泣きながら聴いていました。ユーミンじゃなくて、中島みゆき。隠と陽でいえば、隠。ですから。男の人にも陰の部分に惹かれるのかもしれません。隠の部分が多いと、陽がブーストされるのかも……(続く)」 Vol.
2 太宰治「斜陽」に登場する“お母さま”が、私にとってのジェントルウーマン像。 Vol.2は、彼女が考える“ジェントルな女性像“について語る。彼女の意外な原点とは? 「ジェントルな女性像ってなんだろうって考えると、まず思い浮かぶのは太宰治の『斜陽』に出てくるお母さまです。スープを飲む時、スプーンですくって、お口に対して直角になるように運んで、スプーンの先端から飲むのです。それもひらりとひとさじ、スープを滑り込ませるように。すこぶる礼儀にはずれているのですが、それでもお母さまはかわいらしく、どんな格好をしていようとも品のよさがあるのです。所作とかいでたちというか、『斜陽』のお母さまのように、肘をついて飲んでいたり、どんなにひどい振る舞いでも下品に見えない。そういう人がいたら素敵だなと、子供の頃から思っています。たとえば、隙だらけの⼝元と、隙を⾒せない瞳……。というように、ひとつの顔の中に、正反対があるフランスの女優さんなど、とても不思議で、魅⼒的です……(続く)」 Vol.3 人生の名場面はいつもイヴ・サンローランとともに Vol.3は、彼女が長年、愛用するイヴ・サンローランについてたっぷりと語る。 「初めて買ったサンローランはサファリジャケット。当時、お付き合いしていた人に青山のお店に連れて行ってもらいました。18歳の時でした。といっても、買ってもらったわけじゃなくて、当然自分のお小遣いで買いました。当時は実家暮らしだったからギャラはすべて自由に使えるお小遣いでしたから。かなり背伸びして買ったのでしょうね。なにしろませていた18歳でしたから……(続く)」 Vol.4 昭和のカリスマたちから発する甘く危険な香り Vol.4は、彼女が実際に会ってきた“ジェントルな男性”について語る。 「「ジェントルな男性ですか? うーん、最近ですと寺尾聰さんかな。昨年の紅白にもご出演なさっていて、かっこよかったです。あの年齢であの感じはなかなか出せません。実は歌手でデビューする前に一度、共演しています。50年以上前ですが(笑)。それ以来、ご縁がなかったのですが、数年前、友人に誘われて寺尾さんのライブに行き、その時のライブがあまりに忘れられなくて、今年もまた行きました。とてもお元気で、3時間近くのライブ。『ルビーの指輪』でクライマックスを盛り上げて、ステージを降りたのち、最後にギター抱えて出てきて、『アロハオエ』を弾き語りで切々と歌うの。それもお客さんひとりひとりを眺めるように歌ってくれて、もう泣きそうでした。『アロハオエ』って、別れの悲しい歌ですよね、沁みたなあ。盛り上げたままじゃなくて、やさしく鎮めてくれて、最後に『気をつけて帰ってね』ですって。おかげで帰り道がとてもいい気分でした。まさにジェントルマン、大人ですよね。ライブが終わって、バックステージに呼んでもらって、50年ぶりかにお話をしたのですが、『久しぶりだな』とドラマで共演したことも覚えていてくれました。大昔の話なのに。それもうれしかったです……(続く)」 Vol.5 今も色あせない、キラキラとしたTOKYOの記憶 Vol.5は、生まれ育ったTOKYO=東京を振り返る。 「東京生まれで、何十年も暮らしているにもかかわらず、正直言ってそれほど知らないのです。生まれ育った大森、銀座、原宿、青山、六本木、渋谷くらいですかね。新宿はあまりわからないし、特に東側はほとんど馴染みがないです。先日、免許の更新で東陽町に行ったのですが、ほぼ初めてくらいで、東京といえども、知らないところがまだまだたくさんあります。考えてみたら、本当に狭いエリアでしか活動していなかったようですね……(続く)」 文・古谷昭弘 写真・藤田一浩 ヘア・松浦美穂(TWIGGY.) メイク・COCO 編集・稲垣邦康(GQ)
小林麻美 / Asami Kobayashi Kuniyasu Inagaki
United States Latest News, United States Headlines
Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.
【クリエイター向け】作品を提出して講師が添削!ポートフォリオを充実させる新セミナーシリーズがスタート!! 11/1(金)無料セミナー「増田先生のポートフォリオ講座 Vol.1」【クリエイター向け】作品を提出して講師が添削!ポートフォリオを充実させる新セミナーシリーズがスタート!! 11/1(金)無料セミナー「増田先生のポートフォリオ講座 Vol.1」 株式会社クリーク・アンド・リバー社のプレスリリース
Read more »
VTuberエントリー募集開始!メンバーと共にMetaMe活動を盛り上げるギルドマスターを決める「MetaMateグランプリ Vol.1」を初開催VTuberエントリー募集開始!メンバーと共にMetaMe活動を盛り上げるギルドマスターを決める「MetaMateグランプリ Vol.1」を初開催 株式会社Relicのプレスリリース
Read more »
祝『VOGUE JAPAN』創刊25周年! お祝いメッセージ集【vol.1】アニバーサリーイヤーを祝して、25年間の中で『VOGUEJAPAN』が撮影や企画をともにしてきた、ゆかりあるブランドのデザイナーやクリエイティブ・ディレクター、アーティストなど総勢49組が直筆カードでお祝いメッセージを寄せてくれた。vol.1では、世界各国のファッションブランドから届いたメッセージをご紹介する。
Read more »
音楽とアートの融合:株式会社knoctaveの設立と挑戦的な展示会「knoctave展 vol.1 StripeTrack」のご案内音楽とアートの融合:株式会社knoctaveの設立と挑戦的な展示会「knoctave展 vol.1 StripeTrack」のご案内 株式会社knoctaveのプレスリリース
Read more »
『マイナビHIGH SCHOOL DANCE COMPETITION 2025』 2025シーズン第1回関東予選の「EAST vol.1」が2024年11月16日(土)に開催決定!『マイナビHIGH SCHOOL DANCE COMPETITION 2025』 2025シーズン第1回関東予選の「EAST vol.1」が2024年11月16日(土)に開催決定! 株式会社アノマリーのプレスリリース
Read more »
今も色あせない、キラキラとしたTOKYOの記憶──“伝説のミューズ”小林麻美とジェントルマン Vol.5伝説のミューズ、小林麻美が“ジェントルマン”について考える新連載。 Vol.5は、生まれ育ったTOKYO=東京を振り返る。
Read more »
