OpenAIがGPT-5シリーズの新モデル「GPT-5.1」を公開。指示理解力、推論精度、会話の自然さを向上させ、InstantとThinkingの2種類を用意。パーソナライズ機能も強化され、有料プランから提供開始。
OpenAIは日本時間11月13日未明、GPT-5シリーズの新モデル「 GPT-5.1 」を公開した。同社は今回の更新について「より賢く、より会話的なChatGPTを実現するアップグレード」と位置づけ、指示の理解力、推論精度、会話の自然さのすべてを底上げした。 InstantとThinkingの2種類 パーソナライズも強化 まず有料プランから提供 InstantとThinkingの2種類 GPT-5.
1は「Instant」と「Thinking」の2種類を用意する。標準モデルのGPT-5.1 Instantは、応答のトーンがデフォルトで自然で温かいものに調整し、細かな指示への対応力も強化した。新たに導入した「アダプティブ・リーズニング」は、質問の難易度を判断し、必要に応じて思考時間を自動で延ばす仕組みだ。難しい問いにはじっくり考え、簡単な問いには素早く答えるため、実際のやり取りに近いリズムが生まれる。OpenAIはXで「より会話的で、ユーザーの意図に沿った応答がしやすくなった」とアピールしている。 もう一つのGPT-5.1 Thinkingは、高度な推論が必要なケース向けだ。こちらもアダプティブ・リーズニングで思考時間の調整機能をさらに洗練し、GPT-5時代よりも賢く“どれくらい考えるか”を決められるようになった。回答の読みやすさも大きく改善し、専門用語に頼りすぎず、初学者でも理解しやすい説明を返すことを重視する。複雑な問題では深く、単純なタスクでは軽くというように、状況に応じて負荷を最適化する実務寄りのモデルになっている。 また、応答の自然さだけでなく、指示への従順性も強化した。OpenAIは公式説明で「指示の遵守が改善され、ユーザーが実際に尋ねたことにより確実に答えるようになった」と述べており、具体的には「指定語数で答える」「特定の文体で話す」といった要求に対する安定度が高まっているという。 パーソナライズを強化 モデルの刷新に合わせて、ChatGPT全体のパーソナライズ機能も強化した。「デフォルト」「プロフェッショナル」「率直」「風変わり」「フレンドリー」「効率的」「ギーク」「皮肉」を用意。文体の温かさや簡潔さ、絵文字の頻度を細かく調整できる実験機能も順次展開する。こうした設定変更はすべての会話に即時反映され、途中からキャラクターを切り替えることもできる。 まず有料プランから提供 GPT-5.1はまずPro、Plus、Businessなどの有料プランからロールアウトを開始し、後日無料ユーザーにも開放する。APIではInstantが「gpt-5.1-chat-latest」として、Thinkingが「GPT-5.1」として利用可能になる。現行のGPT-5は3カ月間「レガシーモデル」として提供を続け、ユーザーは移行期間中に両世代を使い比べられる。また、GPT-5 Proも近日中にGPT-5.1 Proへ更新される予定だ。 OpenAIは今回のアップデートを「使いやすさと能力の両面を磨くもの」と説明する。会話の自然さ、推論の柔軟性、カスタマイズ性の向上によって、日常の対話から専門的な作業まで幅広い領域でChatGPT体験を一段引き上げる狙いがある。 Amazonで現在開催中のセールを見る Amazonのアソシエイトとして、CNET Japanは適格販売により収入を得ています。
Openai GPT-5.1 Chatgpt AI アップデート
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