Intelの新世代モバイル向けSoC「Core Ultraシリーズ2」に、開発コードネーム「Arrow Lake-H」こと「Core Ultra 200H シリーズ」が追加される。
Arrow Lake-Hの名で開発されてきたCore Ultra 200Hシリーズは、ベース消費電力で「28~45W」のレンジを担うモバイル向けSoC。 CPU コアのアーキテクチャはPコアがLion Cove、EコアとLP-EコアがSkymontで、PコアとEコアを備える CPU タイルはTSMC N3Bで製造されている。 Arrow Lake-HのパッケージにはNPUとGPUも搭載しており、NPUは第3世代NPUで、GPUはXe-LPG+アーキテクチャを採用している。これらはLunar LakeことCore Ultra 200Vで導入されたNPU4やXe2より古い設計だが、GPUコアは従来のXe-LPGで無効化されていたXMXエンジンなどが有効化されている。Arrow Lake-Hのテストに用いるノートPCは、MSIの16型ノートPC「Prestige 16 AI Evo B2HMG」。16型の大画面を備えながらも重量を約1.
5kgに抑えた薄型軽量志向のノートPCだ。 テスト機は英語キーボードを搭載した海外仕様。Core Ultra 9 285Hのほか、32GBのLPDDR5X-7467メモリや1TB SSDを搭載しており、GPUはCore Ultra 9 285HのiGPUであるArc 140T GPUを使用する。ACアダプタはUSB PDに対応で、本体背面のThunderbolt 4ポートから100Wの電力供給が可能。Core Ultra 9 285Hの比較用として用意したのは、競合となるAMDの「Ryzen AI 9 365」だ。Ryzen AI 9 365はCPUにZen 5コア4基とZen 5cコア6基を備える10コア/20スレッドCPUで、RDNA 3.5世代の12コアGPU「Radeon 880M」や、50TOPSのAI演算性能を有するNPU「Ryzen AI」も備えている。 Ryzen AI 9 365をテストするのはMSIの16型ノートPC「Prestige A16 AI+ A3HMG」。Core Ultra 9 285Hを搭載するMSI Prestige 16 AI Evo B2HMGと同一メーカーかつ同じ薄型軽量志向のノートPCで、ACアダプタの給電能力も同じ100Wとなっている。Cinebench 2024では、CPUのマルチスレッド性能を計測する「CPU 」と、シングルスレッド性能を計測する「CPU 」を実行した。テストの最低実行時間は「10分」。CPU性能をスレッド数毎に計測する3DMarkの「CPU Profile」では、それぞれのCPUが記録したスコアをまとめたグラフと、Ryzen AI 9 365のスコアを基準に指数化したグラフを用意した。Microsoft OfficeやWebブラウザのEdgeを使ってパフォーマンスの計測を行なう「PCMark 10 Application」の実行結果が以下のグラフ。 Core Ultra 9 285Hの総合スコアは「16,371」で、Ryzen AI 9 365の「14,623」を約12%上回った。また、Core Ultra 9 285HはOffice系のアプリケーションではRyzen AI 9 365を12~22%上回っている。Core Ultra 9 285Hの総合スコアは「6,998」で、Ryzen AI 9 365の「6,125」を約14%上回った。Core Ultra 9 285Hの総合スコアは「6,327」で、Ryzen AI 9 365の「7,078」を約11%下回った。Core Ultra 9 285Hはバッチ処理でRyzen AI 9 365を約7%上回っているものの、レタッチで約25%下回ったことが響いたようだ。プロセッサのAI処理性能を計測するUL Procyon「AI Computer Vision Benchmark」で、CPUとGPUのパフォーマンスを計測した結果が以下のグラフ。なお、Windows MLを利用した場合と、Intel製品向けのIntel OpenVINOを利用した場合の結果を個別にグラフ化した。Core Ultra 9 285HのパフォーマンスはOpenVINOの利用によって大きく向上しており、同じFloat16での演算でCPUスコアは約2.9倍の「135」、GPUスコアも約1.8倍の「791」に上昇した。UL Procyon「AI Computer Vision Benchmark 」UL Procyonの「AI Computer Vision Benchmark」で、Core Ultra 9 285HとRyzen AI 9 365が備えるNPUの性能を計測した結果が以下のグラフ。なお、Core Ultra 9 285HはOpenVINO、Ryzen AI 9 365はRyzen AIでテストを実行した結果となっている。 Integerでの演算ではCore Ultra 9 285HのNPUが「696」を記録する一方で、Ryzen AI 9 365のNPUは約2.5倍の「1,753」を記録して圧倒している。テスト時点のUL ProcyonではRyzen AI 9 365でFloat16での演算は実行できなかったが、両者が搭載するNPU性能に大きな差があることは確かなようだ。 UL Procyonの「AI Text Generation Benchmark」は、GPUを用いたテキスト生成のパフォーマンスを計測するテスト。ここでは、ONNX RuntimeとIntel向けのOpenVINOでテストを実行した。 ONNX RuntimeでのCore Ultra 9 285Hは、Ryzen AI 9 365のスコアをPHI 3.5で約6%、MISTRAL 7Bで約19%、LLAMA 3.1で約39%、LLAMA 2で約48%上回った。 Core Ultra 9 285HのパフォーマンスはOpenVINOの利用によって大きく向上しており、ONNX Runtime利用時のCore Ultra 9 285Hを50~76%、Ryzen AI 9 365を87~135%も上回っている。 UL Procyon「AI Image Generation Benchmark」は、画像生成AIでのGPU性能を計測するテスト。今回は512×512ピクセルの画像を生成する「Stable Diffusion 1.5 」をOpenVINOとONNX Runtimeで実行し、ベンチマークスコアと画像1枚あたりの生成時間をグラフ化した。 Core Ultra 9 285HのスコアはOpenVINOで「353」、ONNX Runtimeで「155」を記録。Ryzen AI 9 365がONNX Runtimeで記録した「228」を同条件では約32%下回っているものの、OpenVINOの利用時は逆に約55%上回った。 実際、画像1枚あたりの生成時間はOpneVINO利用時のCore Ultra 9 285Hが記録した17.671秒が最速で、Ryzen AI 9 365の27.362秒よりも短時間で画像を生成できている。Adobe Camera Rawで、デジタルカメラで撮影した2,400万画素のRAWファイル100枚をJPEGファイルに変換する「RAW現像」を実行し、1分間あたりの処理枚数を比較した。DaVinci Resolve 19では、デジタルカメラで撮影した2160p60動画に字幕を追加したものを、YouTube向けプリセットをベースにH.264、H.265、AV1の各形式でレンダリングした際の処理速度を比較した。なお、今回のテスト環境ではRyzen AI 9 365で出力形式でAV1を選択できなかった。Core Ultra 9 285Hの処理速度は1080pへの変換では「83.7fps」で、これはRyzen AI 9 365の「85.7fps」を約2%下回るものだった。一方、2160pへの変換で「34.0fps」を記録したCore Ultra 9 285Hは、「32.7fps」のRyzen AI 9 365を約4%上回っている。 Core Ultra 285HのCPUコア間レイテンシは平均56.4nsとなっており、PコアとEコアの異なるコア間は30~40ns前後、4基で一組のEコアモジュール内は20ns前後となっている様子が確認できる。また、LP-Eコアと異なるCPUコア間のレイテンシは100nsを超えている。Core Ultra 9 285Hは、Lion Coveで追加されたL0キャッシュの帯域幅がRyzen AI 9 365のL1キャッシュを凌駕する一方で、L1キャッシュやL2キャッシュの帯域幅はRyzen AI 9 365を大きく下回っている。L3キャッシュの帯域幅に関してはReadでRyzen AI 9 365を約5%上回るものの、WriteやCopyでは逆に37~38%下回った。3DMarkのVulkanテスト「Wild Life」と、高負荷版である「Wild Life Extreme」を実行した結果が以下のグラフ。 ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークでは、フルHD/1080p解像度で3種類の描画品質でテストを実行。ベンチマークスコアと平均フレームレートを取得した。なお、DLSSやFSRは無効にしている。 F1 24では、フルHD/1080p解像度で5種類のグラフィックプリセットをテストした。今回は、超解像およびフレーム生成技術を「Intel XeSS」にした場合と「AMD FSR」にした場合で個別にグラフ化している。 超解像にXeSSを用いた場合、フレーム生成無効時のCore Ultra 9 285HはRyzen AI 9 365と描画品質次第で勝ち負けが別れる結果となっている。XeSS FGによるフレーム生成を行なうとCore Ultra 9 285Hのフレームレートは30~88%上昇し、XeSS FG非対応のRyzen AI 9 365を大きく上回った。超解像にFSRを用いた場合、Core Ultra 9 285Hはグラフィックプリセット「超高」以外でRyzen AI 9 365を下回っており、FSR 3 FGによるフレーム生成有効時に5~22%、フレーム生成無効時に12~23%、それぞれRyzen AI 9 365を下回る平均フレームレートとなっている。 サイバーパンク2077では、フルHD/1080p解像度で5種類のグラフィックプリセットをテストした。今回は、超解像技術を「Intel XeSS」にした場合と「AMD FSR」にした場合で個別にグラフ化している。超解像にFSRを使用し、FSR 3 FGによるフレーム生成も有効にした場合のCore Ultra 9 285Hは、グラフィックプリセット「ウルトラ」以下でRyzen AI 9 365を4~17%下回った。グラフィックプリセット「レイトレーシング:低」では逆に6%上回っているが、フレーム生成有効での44.60fpsはゲームをプレイするには厳しい。 STREET FIGHTER 6 ベンチマークツールでは、フルHD/1080p解像度で3種類のグラフィックプリセットをテストし、メインコンテンツであるFIGHTING GROUNDの平均フレームレートを比較した。上限フレームレートは60fps。 モンスターハンターワイルズ ベンチマークでは、超解像とフレーム生成に「AMD FSR」を使用したさいのパフォーマンスを計測した。テスト時の画面解像度はフルHD/1080pで、レイトレーシングについては無効にしている。モニタリングソフトのHWiNFO64 Proで、CPUのマルチスレッド性能を計測するCinebench 2024「CPU 」実行中のモニタリングデータを計測した結果が以下の推移グラフ。 ベンチマーク中のCore Ultra 9 285Hは、CPU温度が平均93.1℃、CPU消費電力は平均55.7Wとなっており、平均CPUクロックはPコアが3,803MHz、Eコアは3,429MHzだった。テスト最終版に電力やクロックが低下している様子が確認できることから、長時間の高負荷動作に対してなんらかのリミットが働いていることが伺える。 モニタリングソフトのHWiNFO64 Proで、ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークを「フルHD/1080p、最高品質」で実行中のモニタリングデータを計測した結果が以下の推移グラフ。Intel新最強モバイルCPU「Core Ultra 9 285H」の実力をライブ配信でもレポートします!【2月12日21時より】イヤホン bluetooth 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