国連も注目する都市デジタルツイン、PLATEAUの海外展開における課題は何か

アスキー News

国連も注目する都市デジタルツイン、PLATEAUの海外展開における課題は何か
ASCIIASCII.Jp角川アスキー総合研究所
  • 📰 asciijpeditors
  • ⏱ Reading Time:
  • 73 sec. here
  • 6 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 43%
  • Publisher: 51%

最新の「PLATEAU VISION v2.0」において、キーアクションのひとつに掲げられているのが「都市デジタルツインの海外展開」だ。海外のさまざまな国で高まる「都市デジタルツイン」のニーズに、PLATEAUがどのように応えられるのか。また、その際の課題とは何か。国際連合宇宙部(UNOOSA)、国土交通省 都市局、アクセンチュアが語る。

今回は、さまざまな国連機関の活動を宇宙技術の領域からサポートする国連宇宙部(UNOOSA:United Nations Office for Outer Space Affairs)と、Project PLATEAUを推進する国土交通省 都市局、さらにPLATEAUのエコシステム戦略の立案やその実現に向けた民間サービスのモデル創出を支援してきたアクセンチュアに、PLATEAUの海外展開という未来像を語ってもらった。聞き手は角川 アスキー 総合研究所の遠藤諭だ。アクセンチュアでは、Project PLATEAUにおいて、さまざまなユースケースの企画推進や実証を支援し、社会実装に近づけていくことにコミットしてきました。そうした成果もあり、6年目を迎えたPLATEAUは、いよいよ“デジタル公共財”として、世の中に欠かせないものになりつつあると感じています。 といった名前が思い浮かぶと思います。こうした機関は「専門機関(Specialized Agencies)」と呼ばれており、それぞれ独立したミッションを持って活動を行っています。その活動の中では、衛星画像、地理情報システム(GIS)といったものも使われます。個人的な話になりますが、前職で航空測量会社に勤務していたときには、PLATEAUのデータをかなり活用していました。その中で感じたことは、PLATEAUの3D都市モデルは建物の詳細な表現が可能なLOD3、3D Tiles形式のデータが整備されておりGISで使いやすいこと、そして「オープンデータ」という思想がとても有益であることの2つでした。これまで日本国内で整備されてきたPLATEAUの3D都市モデルは、非常に高精度なものでした。ただし、先ほど紹介いただいたマレーシアやトンガのように、そこまで高精度なデータ整備ができないケースは多くあります。日本国内でも、あらゆる自治体や都市が高精度のデータを整備できるとは限りません。それでも、災害シミュレーションという特定の目的に限れば、ある程度効果が見込めるという話でしたよね。 冒頭で増田さんがおっしゃったように、PLATEAUは“デジタル公共財”です。この点を、国はあらためて認識する必要があります。民間企業も公共機関も、このデータを使ってデジタルツインの世界を作り、ビジネスを展開したり行政に活用したりする。そのために一番大切なのは「データ・カバレッジの拡大」だと考えています。 そうです。エコシステムのあり方も議論が必要ですが、わたしが理想とする姿は、補助金頼みではなく、さまざまなステークホルダーの「受益者負担」で成り立つものです。各自治体と、それを取り巻くステークホルダーの皆さんが、必要な品質の3D都市モデルを自律的に更新していく、そこからビジネスが枝のように広がっていく――。そんなイメージですね。 これまでPLATEAUでは、リッチな情報を含む高精度な3D都市モデルを構築、公開してきました。しかし、ユースケースによっては、たとえば地形や建物形状だけのデータ、モデル化前の点群データといったものも、有益なものとして活用できます。 「ユースケースの広がり」という視点で、最後にひとつご紹介させていただきたいのが、アクセンチュアが毎年発行している調査レポートの2025年版「テクノロジービジョン 2025」です。今年は「AIの自律宣言」というテーマを掲げて、今後登場するであろう4つの技術トレンドを紹介しています。.

今回は、さまざまな国連機関の活動を宇宙技術の領域からサポートする国連宇宙部(UNOOSA:United Nations Office for Outer Space Affairs)と、Project PLATEAUを推進する国土交通省 都市局、さらにPLATEAUのエコシステム戦略の立案やその実現に向けた民間サービスのモデル創出を支援してきたアクセンチュアに、PLATEAUの海外展開という未来像を語ってもらった。聞き手は角川アスキー総合研究所の遠藤諭だ。アクセンチュアでは、Project PLATEAUにおいて、さまざまなユースケースの企画推進や実証を支援し、社会実装に近づけていくことにコミットしてきました。そうした成果もあり、6年目を迎えたPLATEAUは、いよいよ“デジタル公共財”として、世の中に欠かせないものになりつつあると感じています。 といった名前が思い浮かぶと思います。こうした機関は「専門機関(Specialized Agencies)」と呼ばれており、それぞれ独立したミッションを持って活動を行っています。その活動の中では、衛星画像、地理情報システム(GIS)といったものも使われます。個人的な話になりますが、前職で航空測量会社に勤務していたときには、PLATEAUのデータをかなり活用していました。その中で感じたことは、PLATEAUの3D都市モデルは建物の詳細な表現が可能なLOD3、3D Tiles形式のデータが整備されておりGISで使いやすいこと、そして「オープンデータ」という思想がとても有益であることの2つでした。これまで日本国内で整備されてきたPLATEAUの3D都市モデルは、非常に高精度なものでした。ただし、先ほど紹介いただいたマレーシアやトンガのように、そこまで高精度なデータ整備ができないケースは多くあります。日本国内でも、あらゆる自治体や都市が高精度のデータを整備できるとは限りません。それでも、災害シミュレーションという特定の目的に限れば、ある程度効果が見込めるという話でしたよね。 冒頭で増田さんがおっしゃったように、PLATEAUは“デジタル公共財”です。この点を、国はあらためて認識する必要があります。民間企業も公共機関も、このデータを使ってデジタルツインの世界を作り、ビジネスを展開したり行政に活用したりする。そのために一番大切なのは「データ・カバレッジの拡大」だと考えています。 そうです。エコシステムのあり方も議論が必要ですが、わたしが理想とする姿は、補助金頼みではなく、さまざまなステークホルダーの「受益者負担」で成り立つものです。各自治体と、それを取り巻くステークホルダーの皆さんが、必要な品質の3D都市モデルを自律的に更新していく、そこからビジネスが枝のように広がっていく――。そんなイメージですね。 これまでPLATEAUでは、リッチな情報を含む高精度な3D都市モデルを構築、公開してきました。しかし、ユースケースによっては、たとえば地形や建物形状だけのデータ、モデル化前の点群データといったものも、有益なものとして活用できます。 「ユースケースの広がり」という視点で、最後にひとつご紹介させていただきたいのが、アクセンチュアが毎年発行している調査レポートの2025年版「テクノロジービジョン 2025」です。今年は「AIの自律宣言」というテーマを掲げて、今後登場するであろう4つの技術トレンドを紹介しています。

We have summarized this news so that you can read it quickly. If you are interested in the news, you can read the full text here. Read more:

asciijpeditors /  🏆 98. in JP

ASCII ASCII.Jp 角川アスキー総合研究所

 

United States Latest News, United States Headlines

Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.

クラウド解析サービス群で都市環境評価を自動化クラウド解析サービス群で都市環境評価を自動化PLATEAU を都市形状データベースとして使用し、自然言語から都市環境評価を全自動処理するクラウド解析サービス群を提供。高精度なシミュレーションと3D-GISによる可視化で、信頼できる都市環境情報を入手しやすくなった。
Read more »

トグルホールディングス、国土交通省主催「PLATEAU AWARD 2024」にてグランプリ受賞トグルホールディングス、国土交通省主催「PLATEAU AWARD 2024」にてグランプリ受賞トグルホールディングス、国土交通省主催「PLATEAU AWARD 2024」にてグランプリ受賞 トグルホールディングス株式会社のプレスリリース
Read more »

音の3Dシミュレーターや生成AIを使った思い出の3Dモデル化など、PLATEAU活用の斬新なアイデアが登場音の3Dシミュレーターや生成AIを使った思い出の3Dモデル化など、PLATEAU活用の斬新なアイデアが登場仙台を舞台にPLATEAUの3D都市モデルを使ったアイデアソン「PLATEAU IDEA PITCH SENDAI 2024」が2024年11月30日に開催された。音の広がりをシミュレーションするアプリや観光の思い出を生成AIで3Dモデルとして作成するサービス、建物を釣る釣りゲームなど、いずれも興味深いアイデアが集まった。
Read more »

スタートアップも学生も、本気で挑む開発コンテスト「PLATEAU AWARD 2025」開始スタートアップも学生も、本気で挑む開発コンテスト「PLATEAU AWARD 2025」開始国土交通省は2025年6月25日、「PLATEAU AWARD 2025」の説明会をオンラインで開催した。イベントでは、PLATEAU AWARD の概要や審査基準、今後のスケジュールの紹介に加え、審査委員と昨年度のファイナリストによるパネルトークも実施。スタートアップから高校生まで多様なプレイヤーが参加した前回の事例をもとに、作品開発のエピソードやPLATEAU AWARD挑戦で得られた成果、PLATEAUの可能性などが語られた。
Read more »

【9月開催】国交省主催PLATEAU共創ハッカソン参加者募集! 3D都市モデルで都市の未来を描け:PLATEAU Hack Challenge 2025 in Tokyo【9月開催】国交省主催PLATEAU共創ハッカソン参加者募集! 3D都市モデルで都市の未来を描け:PLATEAU Hack Challenge 2025 in Tokyo国土交通省が主催する「PLATEAU Hack Challenge 2025 in Tokyo」が、9月20日・21日の2日間にわたり開催される。日本全国の都市デジタルツイン実現プロジェクト「PLATEAU(プラトー)」の3D都市モデルをはじめとするオープンデータを活用し、都市の未来を切り拓くアイデアを競うハッカソンだ。
Read more »

PLATEAU AWARD 応募のきっかけは? どんな情報を参考にした?――2024年度の受賞者に聞いてみたPLATEAU AWARD 応募のきっかけは? どんな情報を参考にした?――2024年度の受賞者に聞いてみたまだ見ぬサービスやビジネス、あるべき未来の都市や暮らしにつながる取り組み、それらを支える先進的なソフトウェア―― 3D都市モデルのまだ見ぬ可能性を引き出すために、国土交通省が主催する開発コンテスト「PLATEAU AWARD」。さまざまな領域のエンジニアやクリエイターたちが自らの技術やアイデアを3D都市モデルと組み合わせ、独創的な価値を生み出すことが期待されている。2025年度の「PLATEAU AWARD」は、6月からプレエントリーがスタート。8月29日からは本エントリーが始まる。ここでは、前回「PLATEAU AWARD...
Read more »



Render Time: 2026-04-02 04:39:11