テスラは、今後数カ月以内にアップルの「CarPlay」を自社製EVに追加する取り組みを進めているという。
「iPhone」ユーザーなら、自分の車や友人の車、あるいはレンタカーでAppleの「CarPlay」を使ったことがあるかもしれない。このソフトウェアは、iPhoneや対応アプリ、通知などを車載ディスプレイにミラーリングするものだ。 これは2022年、ある開発者が非公式の方法でTesla車の画面にCarPlayを表示させた際の様子提供:Tesla Android via YouTube ※クリックすると拡大画像が見られます しかし、これを使えない人もいる。Tesla車のオーナーだ。Teslaは自社の電気自動車(EV)に独自ソフトウェアを搭載しており、CarPlayも「Android Auto」もサポートしていない。「Apple Music」や「Apple Podcast」向けのアプリは提供されており、スマートフォンをBluetoothでペアリングすれば電話やテキストメッセージの受信も可能だ。とはいえ、CarPlayとは別物であり、この点に不満を抱くTeslaオーナーもいる。 そこで朗報だ。Bloombergが米国時間11月13日に報じたところによると、Teslaは「今後数カ月以内に」CarPlayを自社製EVに追加する取り組みを進めているという。 Bloombergによれば、それは車載ディスプレイ全体を占有するような、われわれが使い慣れたCarPlayにはならないようだ。また、車全体を制御する新しい「CarPlay Ultra」でもない。あくまでもTesla向けにカスタマイズされた実装になるという。 Tesla車向けCarPlayはどのように機能するか 現在のTeslaのソフトウェア提供:Tesla ※クリックすると拡大画像が見られます 報道によると、Teslaは「iOS 26」向けにアップデートされた標準のCarPlayをベースとして利用する計画だという。異なるのは、Teslaの既存インターフェース上のウィンドウで動作する可能性が高い点だ。つまり、他の車のようにディスプレイ全体を占有することはない。また、シートや空調などを制御することもできず、「フルセルフドライビング」(FSD)などの機能を使うには、引き続きTesla独自のナビゲーションアプリが必要になる。 近く実現するというCarPlayの統合は、高級車に見られる新しい実装に合わせて、ワイヤレスのみに対応すると報じられている。TeslaはAppleのCarPlayにはゴーサインを出したとされるが、Android Autoについては同様の対応をしないようで、サポートに向けた動きは報じられていない。 TeslaはCarPlay統合について、正式には何も認めていない。しかし、テストはすでに始まっていると報じられており、Teslaが顧客からの最も根強い要求の1つにようやく応えようとしていることがうかがえる。 多くのドライバーは、CarPlayを譲れない機能だと考えている。CarPlayでは、Appleの「マップ」「メッセージ」「Music」「Siri」のほか、「Spotify」や「Googleマップ」といったサードパーティー製アプリを利用できる。これらはすべて、より安全でドライバーが使いやすいインターフェースに最適化されている。 実際、McKinseyが2024年に実施した調査では、自動車購入者の約3分の1が、スマートフォンとの連携機能がないことを「購入を見送る決定的な理由」だと考えていることが示されている。 以前から閉鎖的だったTeslaのソフトウェアは、内蔵のウェブブラウザーや独自のナビゲーションツールを含むプロプライエタリーなシステムに長年依存してきた。TeslaとiPhoneの両方を所有する筆者としては、CarPlayを熱望したことはない。Tesla独自のソフトウェアが優秀だからだ。しかし、ディスプレイを通じて通知を受け取れる便利さは歓迎したい。 Teslaを率いるElon Musk氏のCarPlay嫌いは、単なる思想的なものではなく、競争上の理由もあった。AppleがEV開発を試みて失敗したことや、Teslaの技術スタッフを大々的に引き抜いたことは、両社の関係改善にはまったく寄与しなかった。しかし、Appleが2024年に自動車プロジェクトを中止したことで、状況は雪解けを迎えたようだ。 TeslaがFSDにこれほど注力している中で、CarPlayを追加するという決定は奇妙にも思える。CarPlayの目的は、運転中にスマートフォンに目をやらなくても安全に通知を受け取れるようにすることだからだ。一方でMusk氏は、近い将来、Teslaの「Unsupervised FSD」(監視不要のFSD)を使えば、運転しながらテキストメッセージも打てるようになると考えている。 この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。 自動車・バイク用品 売れ筋ランキング(Amazon) Amazonのアソシエイトとして、CNET Japanは適格販売により収入を得ています。.
「iPhone」ユーザーなら、自分の車や友人の車、あるいはレンタカーでAppleの「CarPlay」を使ったことがあるかもしれない。このソフトウェアは、iPhoneや対応アプリ、通知などを車載ディスプレイにミラーリングするものだ。 これは2022年、ある開発者が非公式の方法でTesla車の画面にCarPlayを表示させた際の様子提供:Tesla Android via YouTube ※クリックすると拡大画像が見られます しかし、これを使えない人もいる。Tesla車のオーナーだ。Teslaは自社の電気自動車(EV)に独自ソフトウェアを搭載しており、CarPlayも「Android Auto」もサポートしていない。「Apple Music」や「Apple Podcast」向けのアプリは提供されており、スマートフォンをBluetoothでペアリングすれば電話やテキストメッセージの受信も可能だ。とはいえ、CarPlayとは別物であり、この点に不満を抱くTeslaオーナーもいる。 そこで朗報だ。Bloombergが米国時間11月13日に報じたところによると、Teslaは「今後数カ月以内に」CarPlayを自社製EVに追加する取り組みを進めているという。 Bloombergによれば、それは車載ディスプレイ全体を占有するような、われわれが使い慣れたCarPlayにはならないようだ。また、車全体を制御する新しい「CarPlay Ultra」でもない。あくまでもTesla向けにカスタマイズされた実装になるという。 Tesla車向けCarPlayはどのように機能するか 現在のTeslaのソフトウェア提供:Tesla ※クリックすると拡大画像が見られます 報道によると、Teslaは「iOS 26」向けにアップデートされた標準のCarPlayをベースとして利用する計画だという。異なるのは、Teslaの既存インターフェース上のウィンドウで動作する可能性が高い点だ。つまり、他の車のようにディスプレイ全体を占有することはない。また、シートや空調などを制御することもできず、「フルセルフドライビング」(FSD)などの機能を使うには、引き続きTesla独自のナビゲーションアプリが必要になる。 近く実現するというCarPlayの統合は、高級車に見られる新しい実装に合わせて、ワイヤレスのみに対応すると報じられている。TeslaはAppleのCarPlayにはゴーサインを出したとされるが、Android Autoについては同様の対応をしないようで、サポートに向けた動きは報じられていない。 TeslaはCarPlay統合について、正式には何も認めていない。しかし、テストはすでに始まっていると報じられており、Teslaが顧客からの最も根強い要求の1つにようやく応えようとしていることがうかがえる。 多くのドライバーは、CarPlayを譲れない機能だと考えている。CarPlayでは、Appleの「マップ」「メッセージ」「Music」「Siri」のほか、「Spotify」や「Googleマップ」といったサードパーティー製アプリを利用できる。これらはすべて、より安全でドライバーが使いやすいインターフェースに最適化されている。 実際、McKinseyが2024年に実施した調査では、自動車購入者の約3分の1が、スマートフォンとの連携機能がないことを「購入を見送る決定的な理由」だと考えていることが示されている。 以前から閉鎖的だったTeslaのソフトウェアは、内蔵のウェブブラウザーや独自のナビゲーションツールを含むプロプライエタリーなシステムに長年依存してきた。TeslaとiPhoneの両方を所有する筆者としては、CarPlayを熱望したことはない。Tesla独自のソフトウェアが優秀だからだ。しかし、ディスプレイを通じて通知を受け取れる便利さは歓迎したい。 Teslaを率いるElon Musk氏のCarPlay嫌いは、単なる思想的なものではなく、競争上の理由もあった。AppleがEV開発を試みて失敗したことや、Teslaの技術スタッフを大々的に引き抜いたことは、両社の関係改善にはまったく寄与しなかった。しかし、Appleが2024年に自動車プロジェクトを中止したことで、状況は雪解けを迎えたようだ。 TeslaがFSDにこれほど注力している中で、CarPlayを追加するという決定は奇妙にも思える。CarPlayの目的は、運転中にスマートフォンに目をやらなくても安全に通知を受け取れるようにすることだからだ。一方でMusk氏は、近い将来、Teslaの「Unsupervised FSD」(監視不要のFSD)を使えば、運転しながらテキストメッセージも打てるようになると考えている。 この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。 自動車・バイク用品 売れ筋ランキング(Amazon) Amazonのアソシエイトとして、CNET Japanは適格販売により収入を得ています。
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