ビサイドは、PC(Steam)用3D怪異探しゲーム「狐のかえり道」を10月10日に発売する。本作はメインキャラクターの「狐巫女」が踊る舞に異変が無いかを探しだす一風変わった8番ライクゲームだ。
筆者は“美少女が舞う8番ライクのゲーム”というのが、一体どんなゲームになるのかプレイ前はイマイチピンと来なかった。だが、実際に遊んでみるといろいろな意味でプレーヤーを熱中させるシンプルかつ個性の光る内容に仕上がっていた。 そこで本稿では「狐のかえり道」のレビューをお届け。セクシーすぎる舞や異変を見つけていくと進むストーリー、繰り返しプレイしたくなるゲーム性など本作の特徴を紹介していく。“美少女狐巫女”というワードに刺さる人はぜひ最後まで読んでもらいたい。本作の主人公は「物の怪」が巣食う世界へと迷い込んでしまい、その世界で狐の巫女と出会う。元の世界に帰るために狐巫女の儀式である「舞」をすべて見届ける――というストーリーでゲームが始まる。最初は見本となる狐巫女の正しい舞をじっくり見て覚え、その後の本番の舞で「物の怪」による異変が起きていないかを見つけていくのだ。 見本の舞と完全に同じなら「真」を選択し、少しでも違いを見つけたら「偽」を選んで異変が起きている箇所をクリックで指摘する。選んだ答えが正しければ次の舞に進み、これを8回連続で正解すればゲームクリアとなり元居た世界へ無事帰還できる。途中で1回でもミスをしてしまうと最初からやり直しになってしまうので油断は厳禁である。最初にプレイするのは「狐の邂逅」という比較的分かりやすい物の怪だけが出現するモードで、ここでゲームの遊び方を学んでいく。まずは狐巫女の舞と見た目をしっかり凝視して覚えなければならないのだが、いざ舞が始まると覚えるのがなかなかに困難だった。 というのも、狐巫女は“巫女”というにはあまりにも肌色面積の広い衣装を身にまとっており、優雅でありながらどこか妖艶な舞いを披露してくれる。さらに舞の最中はカメラのズームや回転なども自由にできてしまうという仕様である。 このカメラ機能をフル活用し、全身がしっかり確認できる引きのアングルから狐巫女の舞のチェックに集中する……なんてことは筆者にはできず、スカートからチラリと覗かせる脚部から目が離せなかった。その結果、眩しい太もも以外は全く記憶に残っていないのは言うまでもない。だが欲望に忠実なだけではゲームにならないので心を入れ替えて再度挑んだ。舞をよく見るよう指示があったので細かな振り付けまでしっかり覚えたのだが、実際には振りつけの違いを見つける場面よりも、“狐巫女自身の見た目の違いを見つける”という異変が多かった。 あまり触れてしまうとネタバレになってしまうが、どういった異変が起きるか少しだけ挙げると、身につけているアクセサリーが違うというさりげないものから、狐巫女がマスコットキャラクターのような物の怪になっているといった露骨なものまで様々なバリエーションがある。物の怪の出現パターンは勿論ランダムで、中にはあっと驚くような異変も数多くあり、ゲーム自体はシンプルな間違い探しだが何度プレイしても面白い発見がある。 狐巫女のビジュアルが完全に脳裏に焼き付くまでは「もう少し耳が長かったような……」、「こんなに胸大きかったっけ?」といった感じで、本物を物の怪認定して怒られるというようなプレイ(まんざらでもない)になっていた。しかしプレイを重ねていくうちにパッと見で違いが分かる“狐巫女ソムリエ感”を味わえるようになってくる。ゲームに慣れたら高難易度モード「狐の試練」がプレーヤーを待ち構えており、こちらでは60種類以上の物の怪が登場する。「狐の邂逅」では狐巫女の見た目さえしっかり目に焼き付けておけば、ほぼミスをすることなくクリアできるが、「狐の試練」では振りつけの違いや狐巫女の周囲で異変が起きているというようなパターンもあり、かなり難易度が高い。 自信満々に「これは異変無しの本物」とジャッジしたが実は物の怪だったというミスも稀に起こる。未だに筆者の中で答えの分からない物の怪が何体か存在しており、後半の7回目の舞で高難易度の物の怪が出てくると絶望しかない。安定してクリアできるようになるのはまだまだ先になりそうだ。「狐のかえり道」は異変探しに詰まることが無ければ、一回10分ほどでゲームクリアが可能とサクッと楽しめるボリューム感となっている。だが本作はやり込み要素に「物の怪図鑑」が用意されており、ゲーム内で発見した物の怪を振り返ることができる。 図鑑というだけあって物の怪の情報を一つずつしっかり見られるほか、狐巫女が物の怪を解説してくれるのも面白いポイント。筆者をはじめとする収集欲の強いプレーヤーにとっては図鑑を埋めていく作業はかなりのめり込むことができ、新しい物の怪を求めてのプレイが止まらない。 しかもこの「物の怪図鑑」はただのコレクション要素だけではなく、収集していくことでゲームのストーリーが進展していくのだ。初めは物の怪の世界から脱出するのが目的だったが、ストーリーを進めると主人公は再び狐巫女のいる世界に戻り自分の村へ一緒に行こうと誘う。しかし、狐巫女は物の怪によってこの地に囚われており、すべての物の怪を捕まえなければ出ることができないのだった。 狐巫女は主人公のことを前から知っているような素振りを見せている点や、2人が無事に物の怪の世界から脱出できるのかなど先が気になる展開になっており、このレビューを書く前にすべての物の怪を捕まえて物語の結末を見たかったのだが、残り数体がどうしても見つからず泣く泣くゲームを後にした。.
筆者は“美少女が舞う8番ライクのゲーム”というのが、一体どんなゲームになるのかプレイ前はイマイチピンと来なかった。だが、実際に遊んでみるといろいろな意味でプレーヤーを熱中させるシンプルかつ個性の光る内容に仕上がっていた。 そこで本稿では「狐のかえり道」のレビューをお届け。セクシーすぎる舞や異変を見つけていくと進むストーリー、繰り返しプレイしたくなるゲーム性など本作の特徴を紹介していく。“美少女狐巫女”というワードに刺さる人はぜひ最後まで読んでもらいたい。本作の主人公は「物の怪」が巣食う世界へと迷い込んでしまい、その世界で狐の巫女と出会う。元の世界に帰るために狐巫女の儀式である「舞」をすべて見届ける――というストーリーでゲームが始まる。最初は見本となる狐巫女の正しい舞をじっくり見て覚え、その後の本番の舞で「物の怪」による異変が起きていないかを見つけていくのだ。 見本の舞と完全に同じなら「真」を選択し、少しでも違いを見つけたら「偽」を選んで異変が起きている箇所をクリックで指摘する。選んだ答えが正しければ次の舞に進み、これを8回連続で正解すればゲームクリアとなり元居た世界へ無事帰還できる。途中で1回でもミスをしてしまうと最初からやり直しになってしまうので油断は厳禁である。最初にプレイするのは「狐の邂逅」という比較的分かりやすい物の怪だけが出現するモードで、ここでゲームの遊び方を学んでいく。まずは狐巫女の舞と見た目をしっかり凝視して覚えなければならないのだが、いざ舞が始まると覚えるのがなかなかに困難だった。 というのも、狐巫女は“巫女”というにはあまりにも肌色面積の広い衣装を身にまとっており、優雅でありながらどこか妖艶な舞いを披露してくれる。さらに舞の最中はカメラのズームや回転なども自由にできてしまうという仕様である。 このカメラ機能をフル活用し、全身がしっかり確認できる引きのアングルから狐巫女の舞のチェックに集中する……なんてことは筆者にはできず、スカートからチラリと覗かせる脚部から目が離せなかった。その結果、眩しい太もも以外は全く記憶に残っていないのは言うまでもない。だが欲望に忠実なだけではゲームにならないので心を入れ替えて再度挑んだ。舞をよく見るよう指示があったので細かな振り付けまでしっかり覚えたのだが、実際には振りつけの違いを見つける場面よりも、“狐巫女自身の見た目の違いを見つける”という異変が多かった。 あまり触れてしまうとネタバレになってしまうが、どういった異変が起きるか少しだけ挙げると、身につけているアクセサリーが違うというさりげないものから、狐巫女がマスコットキャラクターのような物の怪になっているといった露骨なものまで様々なバリエーションがある。物の怪の出現パターンは勿論ランダムで、中にはあっと驚くような異変も数多くあり、ゲーム自体はシンプルな間違い探しだが何度プレイしても面白い発見がある。 狐巫女のビジュアルが完全に脳裏に焼き付くまでは「もう少し耳が長かったような……」、「こんなに胸大きかったっけ?」といった感じで、本物を物の怪認定して怒られるというようなプレイ(まんざらでもない)になっていた。しかしプレイを重ねていくうちにパッと見で違いが分かる“狐巫女ソムリエ感”を味わえるようになってくる。ゲームに慣れたら高難易度モード「狐の試練」がプレーヤーを待ち構えており、こちらでは60種類以上の物の怪が登場する。「狐の邂逅」では狐巫女の見た目さえしっかり目に焼き付けておけば、ほぼミスをすることなくクリアできるが、「狐の試練」では振りつけの違いや狐巫女の周囲で異変が起きているというようなパターンもあり、かなり難易度が高い。 自信満々に「これは異変無しの本物」とジャッジしたが実は物の怪だったというミスも稀に起こる。未だに筆者の中で答えの分からない物の怪が何体か存在しており、後半の7回目の舞で高難易度の物の怪が出てくると絶望しかない。安定してクリアできるようになるのはまだまだ先になりそうだ。「狐のかえり道」は異変探しに詰まることが無ければ、一回10分ほどでゲームクリアが可能とサクッと楽しめるボリューム感となっている。だが本作はやり込み要素に「物の怪図鑑」が用意されており、ゲーム内で発見した物の怪を振り返ることができる。 図鑑というだけあって物の怪の情報を一つずつしっかり見られるほか、狐巫女が物の怪を解説してくれるのも面白いポイント。筆者をはじめとする収集欲の強いプレーヤーにとっては図鑑を埋めていく作業はかなりのめり込むことができ、新しい物の怪を求めてのプレイが止まらない。 しかもこの「物の怪図鑑」はただのコレクション要素だけではなく、収集していくことでゲームのストーリーが進展していくのだ。初めは物の怪の世界から脱出するのが目的だったが、ストーリーを進めると主人公は再び狐巫女のいる世界に戻り自分の村へ一緒に行こうと誘う。しかし、狐巫女は物の怪によってこの地に囚われており、すべての物の怪を捕まえなければ出ることができないのだった。 狐巫女は主人公のことを前から知っているような素振りを見せている点や、2人が無事に物の怪の世界から脱出できるのかなど先が気になる展開になっており、このレビューを書く前にすべての物の怪を捕まえて物語の結末を見たかったのだが、残り数体がどうしても見つからず泣く泣くゲームを後にした。
United States Latest News, United States Headlines
Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.
グーグルのスマートウォッチ最新版「Pixel Watch 3」レビュー、どこが進化したのか徹底チェック (2024年9月10日)Googleは、スマートウォッチ新モデル「Pixel Watch 3」を9月10日より販売開始した。...
Read more »
『ザ・キャスティング・オブ・フランク・ストーン』レビュー。プレイヤーの選択で登場人物の運命が変化。『デッドバイデイライト』の要素が盛りだくさんでニヤニヤしっぱなし!『The Casting of Frank Stone』(ザ・キャスティング・オブ・フランク・ストーン)はSupermassive Gamesが開発、Behaviour Interactiveが販売を行うナラティブ型ホラーアドベンチャーゲーム。人気非対称型対戦ゲーム『Dead by...
Read more »
「ニセの殺し屋」が依頼人と熱烈な恋に...「実話」を元にした映画『ヒットマン』は心地よいバディムービー<リチャード・リンクレーター監督の最新作はセクシーで小粋なムードに、変幻自在な主演グレン・パウエルの演技が光る上質なロマンチックスリラーだ──(レビュー)> リチャード・リンクレーター監督の22作目の...
Read more »
「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」レビュー任天堂はNintendo Switch用アクションアドベンチャーゲーム「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」を9月26日に発売する。1986年から続く「ゼルダの伝説」シリーズの歴史の中で初めて主人公がリンクではなく、ゼルダ姫となった異色の最新作だ。
Read more »
CNET Japanの最新情報CNET Japanで最新のテクノロジーニュース、レビュー、解説を配信。
Read more »
『NTE』レビュー。重力を無視して駆け回りたい、敵を攻め続けたい。いろいろな願望を叶えてくれる新作オープンワールドRPGの虜になった【Neverness to Everness】『幻塔』開発Hotta Studioの新作オープンワールドRPG『Neverness to Everness』(NTE)をレビュー。記事担当ライターがとくに虜となったアクションと探索モードの魅力を紹介。
Read more »
