アングル:米国防長官候補ヘグセス氏、州兵時代に危険視された上腕のタトゥー

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Phil Stewart Idrees Ali[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米次期大統領が国防長官に指名したピート・ヘグセス氏に関し、米州兵のデリコ・ゲイザー曹長は2021年1...

11月15日、トランプ米次期大統領(写真右)が国防長官に指名したピート・ヘグセス氏(写真左)に関し、米州兵のデリコ・ゲイザー曹長は2021年1月14日、「非常に不穏な情報がある」と警告する電子メールを送っていた。ホワイトハウスで2017年4月撮影(2024年 ロイター/Kevin Lamarque)[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米次期大統領が国防長官に指名したピート・ヘグセス氏に関し、米州兵のデリコ・ゲイザー曹長は2021年1月14日、「非常に不穏な情報がある」と警告する電子メールを送っていた。宛先は21年1月20日のバイデン氏の大統領就任式のために首都ワシントンの警備強化を支援していたワシントンDC州兵司令官のウィリアム・ウォーカー少将だった。 ゲイザー氏によると、ヘグセス氏の上腕に「Deus Vult」と書いたタトゥーがあり、インターネットで検索すると右翼過激派に関連があるキリスト教の表現だと分かったという。「Deus Vult」はラテン語で「神がそれを望まれる」を意味し、中世のキリスト教十字軍が唱えていた。 ゲイザー氏は、当時米FOX ニュース の司会者になっていたヘグセス氏の上半身裸の写真を同封し、そこにはエルサレム十字架を描いた別のタトゥーがあった。エルサレム十字架は、最近では一部の極右グループによって西洋文明の戦いのシンボルとして利用されている。これまでに報道されていなかったこのメールは、ヘグセス氏にとっての転機となったようだ。もはや自分を必要としていない軍からの拒絶だと受け止めた。 州兵側はヘグセス氏のタトゥーや、宗教的・政治的信条を理由に標的にされたという同氏の主張、ワシントンDC州兵から解任されたのかどうかについてコメントしていない。トランプ大統領の政権移行チームはコメント要請にすぐに返答しなかった。この元メンバーによると、ヘグセス氏は過激派だと断定されたわけではなかったが、トランプ氏が扇動したとされる21年1月6日の連邦議会襲撃事件を受け、州兵の指導者らは慎重を期すことを選んだ。 トランプ氏が国防長官にヘグセス氏を指名したことは、米政府を驚かせた。ヘグセス氏はこれまでに国防総省幹部による政策を「(社会正義に目覚めた)ウォーク」として批判。女性の戦闘参加に反対し、米軍制服組トップのブラウン統合参謀本部議長がこの職にあるのは黒人だからではないかと疑問を呈した。ヘグセス氏がどのようにして反「ウォーク」論者になったのかはまだ明らかにされていない。しかし、ヘグセス氏が21年1月に岐路に立たされたことは次第に明らかになっている。 ヘグセス氏は今年10月のポッドキャストで、大統領就任式の警備のために首都ワシントンに行くように命じられていたが、ワシントンDC州兵に加わる前日に上司の1人からの電話で「下がっていい。君は必要ない。もう大丈夫だ」と告げられたと語った。「彼は言った:私は理由を99.99%知っている。来るなと言ったのは、私はメールを見たし会議にも出席したが、あなたの胸にあるエルサレム十字架のタトゥーを誰かが特定したからだ。過激派のタトゥーだと特定され、あなたは過激派、特に白人至上主義者の可能性があると見なされた」 これに対し、ヘグセス氏は「それはタトゥーのせいか、おそらく違うだろう。私がFOXで働いていたからか、それは分からない。トランプ氏を支持しているからなのか、それは分からない。それらはどれも受け入れがたい理由だ」と書いている。.

11月15日、トランプ米次期大統領(写真右)が国防長官に指名したピート・ヘグセス氏(写真左)に関し、米州兵のデリコ・ゲイザー曹長は2021年1月14日、「非常に不穏な情報がある」と警告する電子メールを送っていた。ホワイトハウスで2017年4月撮影(2024年 ロイター/Kevin Lamarque)[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米次期大統領が国防長官に指名したピート・ヘグセス氏に関し、米州兵のデリコ・ゲイザー曹長は2021年1月14日、「非常に不穏な情報がある」と警告する電子メールを送っていた。宛先は21年1月20日のバイデン氏の大統領就任式のために首都ワシントンの警備強化を支援していたワシントンDC州兵司令官のウィリアム・ウォーカー少将だった。 ゲイザー氏によると、ヘグセス氏の上腕に「Deus Vult」と書いたタトゥーがあり、インターネットで検索すると右翼過激派に関連があるキリスト教の表現だと分かったという。「Deus Vult」はラテン語で「神がそれを望まれる」を意味し、中世のキリスト教十字軍が唱えていた。 ゲイザー氏は、当時米FOXニュースの司会者になっていたヘグセス氏の上半身裸の写真を同封し、そこにはエルサレム十字架を描いた別のタトゥーがあった。エルサレム十字架は、最近では一部の極右グループによって西洋文明の戦いのシンボルとして利用されている。これまでに報道されていなかったこのメールは、ヘグセス氏にとっての転機となったようだ。もはや自分を必要としていない軍からの拒絶だと受け止めた。 州兵側はヘグセス氏のタトゥーや、宗教的・政治的信条を理由に標的にされたという同氏の主張、ワシントンDC州兵から解任されたのかどうかについてコメントしていない。トランプ大統領の政権移行チームはコメント要請にすぐに返答しなかった。この元メンバーによると、ヘグセス氏は過激派だと断定されたわけではなかったが、トランプ氏が扇動したとされる21年1月6日の連邦議会襲撃事件を受け、州兵の指導者らは慎重を期すことを選んだ。 トランプ氏が国防長官にヘグセス氏を指名したことは、米政府を驚かせた。ヘグセス氏はこれまでに国防総省幹部による政策を「(社会正義に目覚めた)ウォーク」として批判。女性の戦闘参加に反対し、米軍制服組トップのブラウン統合参謀本部議長がこの職にあるのは黒人だからではないかと疑問を呈した。ヘグセス氏がどのようにして反「ウォーク」論者になったのかはまだ明らかにされていない。しかし、ヘグセス氏が21年1月に岐路に立たされたことは次第に明らかになっている。 ヘグセス氏は今年10月のポッドキャストで、大統領就任式の警備のために首都ワシントンに行くように命じられていたが、ワシントンDC州兵に加わる前日に上司の1人からの電話で「下がっていい。君は必要ない。もう大丈夫だ」と告げられたと語った。「彼は言った:私は理由を99.99%知っている。来るなと言ったのは、私はメールを見たし会議にも出席したが、あなたの胸にあるエルサレム十字架のタトゥーを誰かが特定したからだ。過激派のタトゥーだと特定され、あなたは過激派、特に白人至上主義者の可能性があると見なされた」 これに対し、ヘグセス氏は「それはタトゥーのせいか、おそらく違うだろう。私がFOXで働いていたからか、それは分からない。トランプ氏を支持しているからなのか、それは分からない。それらはどれも受け入れがたい理由だ」と書いている。

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