再開発が進む東京都北区の旧赤羽台団地では、保存された「スターハウス」など昭和の面影を残す一角と、新築高層棟が共存する。URミュージアム来館者2万人超が示す団地人気の一方、家賃上昇で住民構成も変化している。
JR赤羽駅から西の高台に向かう坂道を上ると、「スターハウス」と呼ばれる古団地群が現れる。建物の中心階段から放射状に住戸が配置された採光・風通しに優れた団地棟だが、すでに住人はいない。国の登録有形文化財として保存されているのだ。ここ旧赤羽台団地(東京都北区)は昨年10月に全棟建て替えが完了。高層棟が林立し、名称もヌーヴェル赤羽台に一新された。一角にある「URまちとくらしのミュージアム」が5月、開館1年8カ月で来館者2万人突破という古団地人気のなか、リアルの団地は転換期を迎えている。ミュージアムでは、1日3回各90分(定員20人)の事前予約制ツアーが行われている。館内には、関東大震災の復興住宅である同潤会代官山アパートメント、日本住宅公団(現・UR都市機構)が憧れのダイニングキッチンを実現した蓮根(はすね)団地(昭和32年築)など都内からの移設住戸が6戸あり、中に入って昔の団地生活をしのぶことができる。 見学していた女性会社員(25)は「天井が低くて狭いが家族や近所との距離が近く、支え合い暮らしていたイメージが浮かぶ」。50代夫婦は「今見てもいいセンスの住戸もある。合理的設計に日本の技術力を感じる」。公団初の高層住宅、晴海高層アパート(33年築)のエレベーターには今では不適切にもほどがある落書きがそのまま展示されていた。ことさら昔を美化することなく、ありのままを伝える姿勢に敬意を覚える。.
JR赤羽駅から西の高台に向かう坂道を上ると、「スターハウス」と呼ばれる古団地群が現れる。建物の中心階段から放射状に住戸が配置された採光・風通しに優れた団地棟だが、すでに住人はいない。国の登録有形文化財として保存されているのだ。ここ旧赤羽台団地(東京都北区)は昨年10月に全棟建て替えが完了。高層棟が林立し、名称もヌーヴェル赤羽台に一新された。一角にある「URまちとくらしのミュージアム」が5月、開館1年8カ月で来館者2万人突破という古団地人気のなか、リアルの団地は転換期を迎えている。ミュージアムでは、1日3回各90分(定員20人)の事前予約制ツアーが行われている。館内には、関東大震災の復興住宅である同潤会代官山アパートメント、日本住宅公団(現・UR都市機構)が憧れのダイニングキッチンを実現した蓮根(はすね)団地(昭和32年築)など都内からの移設住戸が6戸あり、中に入って昔の団地生活をしのぶことができる。 見学していた女性会社員(25)は「天井が低くて狭いが家族や近所との距離が近く、支え合い暮らしていたイメージが浮かぶ」。50代夫婦は「今見てもいいセンスの住戸もある。合理的設計に日本の技術力を感じる」。公団初の高層住宅、晴海高層アパート(33年築)のエレベーターには今では不適切にもほどがある落書きがそのまま展示されていた。ことさら昔を美化することなく、ありのままを伝える姿勢に敬意を覚える。
United States Latest News, United States Headlines
Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.
なぜ「ボンタンアメ」は100年も変わらない? 1日60万粒も売れる、“たまに思い出す”チカラ(1/4 ページ)昭和100年に100周年を迎えるボンタンアメ。派手な宣伝より“ときどき、ずっと”を信条に、味も製法も大きく変えず、懐かしさと安心感で世代を超えて愛され続けている。
Read more »
なぜ“様子見は禁物”なのか? IBMの戦略から探る「ユーザー企業はAIエージェントをどう採用すべきか」:Weekly Memo(1/2 ページ)企業がAIエージェントによって業務全体で効果を出すために、導入形態をどう考え、どんなソリューションを採用すればよいのか。IBMのAIエージェントに関する会見から考察する。
Read more »
なぜ「大人のやる気ペン」なら“続く”のか? 開発者に聞くその秘密 「データを使って煽るツールにはしたくなかった」:分かりにくいけれど面白いモノたち(1/5 ページ)コクヨの「大人のやる気ペン」は、仕事をしながらも勉強や趣味を持続するモチベーションをどうすれば保てるか、といったところをコクヨなりに考えて作られた製品。開発者に詳しい話を聞いた。
Read more »
問題は「億ションの増殖」だけではない これから不動産業界に起こる「地殻変動」とは(1/6 ページ)都心部で増殖する億ションを中心に、値上がりを続ける不動産。しかしこれから10年にかけて、さらなる大変化が起こりそうだ。
Read more »
西武と小田急が激突「箱根山戦争」も今は昔――小田急車両が西武を走る光景に見る、時代の転換(1/4 ページ)西武鉄道が小田急電鉄で活躍した8000形を「サステナ車両」として導入。だが、かつて両社は「箱根山戦争」と呼ばれる泥沼の戦いを経験していた。歴史的対立を経ての協調に、時代の転換を見る。
Read more »
「ねるねるねるね」はなぜ生き残った? 40年愛され、大人も取り込んだ知育菓子の秘密:ロングセラーの秘訣(1/4 ページ)クラシエフーズが手掛ける「ねるねるねるね」が好調だ。近年は子どもだけでなく大人向けの商品も展開しているが、どのような戦略や取り組みがあるのだろうか。担当者に話を聞いた。
Read more »
