YJSファイナリストとなり、晴れやかな長江慶悟騎手(左)と望月洵輝騎手 目指すはもちろん「総合V」だ。地方競馬、JRAの騎手たちが火花を散らすヤングジョッキーズシリーズ(YJS)で、長江慶悟騎手...
11月に入って、ラブミーチャン記念シリーズの4日目10R「初冬特別」。長江騎手はニホンピロペリーで差し切って1着ゴール。望月騎手はチュウワジョーダンで4着。ともにYJSで難関を突破したことで自信を持って騎乗。たくましさが増してきた様子だ。西日本地区は、金沢の2戦でトライアルラウンドが終了した。総合トップを走り、金沢の結果待ちとなっていた長江騎手は、名古屋での騎乗を終えてファイナル初進出を知った。 ダートに加え、芝コースでの最終決戦に向けて「けがをせずにファイナルを迎えることが大前提ですね。(2位通過については)1位だろうが2位だろうが、本戦で勝てないと行った意味がないので、結果を残さないとね」と意欲を示した。「(トライアルでは)いいところ(1着)があっても、駄目なところ(9着)もあった。ファイナルでは、そこを良くしないと上へ行けない。目立つ騎乗をしたいし『長江はここにいる』という騎乗を見せたいです」■芝コースは全く分からず「未知」 今回はその悔しさをぶつける大きなチャンスであり、中京・芝について「楽しみではありますが、芝コースは立ったことがなく、全く分からず『未知』なんで。中央馬騎乗は難しさもあるでしょうが、見せ場をつくって、できれば勝ちたいですね。園田も初めてで乗ったことはないですが、勉強です。総合優勝するためには、まずはポイントを稼いでおかないとね」と闘志満々。逃げるか、差しか。思い切った騎乗で勝ち負けのレースに持ち込めれば、上位進出も夢ではない。昨年はYJSのポスターで「センター」を務めるなど注目された長江騎手だが、結果を残せず。11月12日には25歳の誕生日を迎え、出場騎手のうちで最年長になる。ラストチャンスとなる今回、1年遅れでも「表彰台の真ん中」に立てれば最高だ。 ファイナリスト経験者の渡辺騎手は中山の芝コースで2着、3着はあったが、4レース総合では8位と9位。ファイナルの壁は高いが、長江騎手にはけがなどなく当日を迎え、広々とした中京・芝コースでのレースも存分に楽しんできてほしい。 YJSで名古屋に初参戦し、いきなり初Vを挙げた。厩舎サイドの信頼度は着実にアップしており、名古屋での騎乗も増えてきた。地元では1日に8、9鞍乗る日も目立っており、ひ弱さを一掃。YJSファイナルは大きく羽ばたくチャンスになる。成長株のルーキー望月騎手。笠松でも活躍が目立つ「進出が決まり、ホッとしました。金沢では思ったような結果を残せず、最低ラインのポイントは獲得できたが、ぎりぎりでした。中京の芝は乗ったことがないコース。最低限の仕事はしたいし、なかなか乗れない貴重な機会なので楽しみたいです。ちょっとでも上の着順を取れるように、初馬場でも馬の特徴をつかんで、能力を最大限に発揮させたい」と意欲。4月デビューから7カ月。既に名古屋で56勝、笠松で8勝と成長力を発揮している(11月7日現在)。名古屋は塚本征吾騎手や大畑慧悟騎手ら若手がよく育っている印象が強い。笠松の若手も潜在能力は高く、有力馬への騎乗など、もっとチャンスを与えていただきたい。田口貫太騎手は得意の笠松コースでYJS連勝を飾った。「金沢でポイントを上乗せして、1位の橋木騎手を追い抜きたい」と意気込んでいたが、金沢ではしんがり負けが続き、総合3位に。11月、笠松でのJRA交流戦でも5着に終わったが、今年JRAで37勝を挙げており、年内50勝突破を目指してスパート。減量騎手卒業も大きな目標になる。 今回でラストになりそうなYJSに懸ける思いは強い。「昨年総合2位だったんで、今年はトップを目指して頑張りたいです」。中京と園田での騎乗に向けては「園田でも普段から交流戦で結構乗せてもらっていますし、競馬場の癖も分かります。若手みんなでいい争いができて、みんなけがなく無事に終わればいいかなと」。西日本JRAトップの橋木太希騎手は、笠松で初騎乗Vを飾った 西日本地区JRA1位の橋木太希騎手(西園正都厩舎)はルーキーだが、9月にデビュー80戦目で待望の初勝利を飾った。YJSは相性が良く、園田、佐賀で2着4回と堅実にポイントを積み上げた。「2着ばかりで何回も悔しい思いもしてきたが、JRAでやっと勝つことができてホッとしています」と初Vに一安心。 笠松のJRA交流戦にも参戦し、自厩舎の5番人気ウエスタンシーズンで鮮やかに逃げ切った。先輩の田口貫太、永島まなみ騎手らに先着し、笠松初騎乗で初勝利を飾り、すがすがしい表情で装鞍所に戻ってくると、笑顔がはじけた。YJS笠松で4着2回の古川奈穂騎手。金沢では勝利を飾り、ファイナル進出を決めた古川奈穂騎手は笠松ラウンドで4着が2回。矢作芳人厩舎所属でも知られ、兄弟子・坂井瑠星騎手のアドバイスを受けながら「前だけを向いて頑張ります」と成長を遂げてきた。笠松では「ファイナルへ進出したことがないですが、まだ金沢があるので」と意欲。その言葉通り、金沢第2戦で勝利を飾り、4位通過で滑り込んだ。田口騎手と同期の河原田菜々騎手も佐賀で1着、笠松で3着があり、総合2位をキープしたまま、ファイナリストに仲間入りした。■室陽一朗騎手突き抜け、及川烈騎手は2回目ファイナル 笠松で期間限定騎乗の経験がある及川烈騎手(浦和)が4位で、一昨年(総合14位)に続き2回目の進出。同じく名古屋に一時所属した室陽一朗騎手(浦和)は最終戦(船橋)を制し、一気に先頭まで突き抜けた。東海公営での経験を南関東に戻ってからも生かしており、ともに飛躍の場にしたい。※「オグリの里2新風編」も好評発売中 「1聖地編」に続く「2新風編」ではウマ娘ファンの熱狂ぶり、渡辺竜也騎手のヤングジョッキーズ・ファイナル進出、吹き荒れたライデン旋風など各時代の「新しい風」を追って、笠松競馬の歴史と魅力に迫った。オグリキャップの天皇賞・秋観戦記(1989年)などオグリ関連も満載。 林秀行(ハヤヒデ)著、A5判カラー、206ページ、1500円。岐阜新聞社発行。笠松競馬場内・丸金食堂、ふらっと笠松(名鉄笠松駅)、ホース・ファクトリー、酒の浪漫亭、小栗孝一商店、愛馬会軽トラ市、岐阜市内・近郊の書店、岐阜新聞社出版室などで発売。.
11月に入って、ラブミーチャン記念シリーズの4日目10R「初冬特別」。長江騎手はニホンピロペリーで差し切って1着ゴール。望月騎手はチュウワジョーダンで4着。ともにYJSで難関を突破したことで自信を持って騎乗。たくましさが増してきた様子だ。西日本地区は、金沢の2戦でトライアルラウンドが終了した。総合トップを走り、金沢の結果待ちとなっていた長江騎手は、名古屋での騎乗を終えてファイナル初進出を知った。 ダートに加え、芝コースでの最終決戦に向けて「けがをせずにファイナルを迎えることが大前提ですね。(2位通過については)1位だろうが2位だろうが、本戦で勝てないと行った意味がないので、結果を残さないとね」と意欲を示した。「(トライアルでは)いいところ(1着)があっても、駄目なところ(9着)もあった。ファイナルでは、そこを良くしないと上へ行けない。目立つ騎乗をしたいし『長江はここにいる』という騎乗を見せたいです」■芝コースは全く分からず「未知」 今回はその悔しさをぶつける大きなチャンスであり、中京・芝について「楽しみではありますが、芝コースは立ったことがなく、全く分からず『未知』なんで。中央馬騎乗は難しさもあるでしょうが、見せ場をつくって、できれば勝ちたいですね。園田も初めてで乗ったことはないですが、勉強です。総合優勝するためには、まずはポイントを稼いでおかないとね」と闘志満々。逃げるか、差しか。思い切った騎乗で勝ち負けのレースに持ち込めれば、上位進出も夢ではない。昨年はYJSのポスターで「センター」を務めるなど注目された長江騎手だが、結果を残せず。11月12日には25歳の誕生日を迎え、出場騎手のうちで最年長になる。ラストチャンスとなる今回、1年遅れでも「表彰台の真ん中」に立てれば最高だ。 ファイナリスト経験者の渡辺騎手は中山の芝コースで2着、3着はあったが、4レース総合では8位と9位。ファイナルの壁は高いが、長江騎手にはけがなどなく当日を迎え、広々とした中京・芝コースでのレースも存分に楽しんできてほしい。 YJSで名古屋に初参戦し、いきなり初Vを挙げた。厩舎サイドの信頼度は着実にアップしており、名古屋での騎乗も増えてきた。地元では1日に8、9鞍乗る日も目立っており、ひ弱さを一掃。YJSファイナルは大きく羽ばたくチャンスになる。成長株のルーキー望月騎手。笠松でも活躍が目立つ「進出が決まり、ホッとしました。金沢では思ったような結果を残せず、最低ラインのポイントは獲得できたが、ぎりぎりでした。中京の芝は乗ったことがないコース。最低限の仕事はしたいし、なかなか乗れない貴重な機会なので楽しみたいです。ちょっとでも上の着順を取れるように、初馬場でも馬の特徴をつかんで、能力を最大限に発揮させたい」と意欲。4月デビューから7カ月。既に名古屋で56勝、笠松で8勝と成長力を発揮している(11月7日現在)。名古屋は塚本征吾騎手や大畑慧悟騎手ら若手がよく育っている印象が強い。笠松の若手も潜在能力は高く、有力馬への騎乗など、もっとチャンスを与えていただきたい。田口貫太騎手は得意の笠松コースでYJS連勝を飾った。「金沢でポイントを上乗せして、1位の橋木騎手を追い抜きたい」と意気込んでいたが、金沢ではしんがり負けが続き、総合3位に。11月、笠松でのJRA交流戦でも5着に終わったが、今年JRAで37勝を挙げており、年内50勝突破を目指してスパート。減量騎手卒業も大きな目標になる。 今回でラストになりそうなYJSに懸ける思いは強い。「昨年総合2位だったんで、今年はトップを目指して頑張りたいです」。中京と園田での騎乗に向けては「園田でも普段から交流戦で結構乗せてもらっていますし、競馬場の癖も分かります。若手みんなでいい争いができて、みんなけがなく無事に終わればいいかなと」。西日本JRAトップの橋木太希騎手は、笠松で初騎乗Vを飾った 西日本地区JRA1位の橋木太希騎手(西園正都厩舎)はルーキーだが、9月にデビュー80戦目で待望の初勝利を飾った。YJSは相性が良く、園田、佐賀で2着4回と堅実にポイントを積み上げた。「2着ばかりで何回も悔しい思いもしてきたが、JRAでやっと勝つことができてホッとしています」と初Vに一安心。 笠松のJRA交流戦にも参戦し、自厩舎の5番人気ウエスタンシーズンで鮮やかに逃げ切った。先輩の田口貫太、永島まなみ騎手らに先着し、笠松初騎乗で初勝利を飾り、すがすがしい表情で装鞍所に戻ってくると、笑顔がはじけた。YJS笠松で4着2回の古川奈穂騎手。金沢では勝利を飾り、ファイナル進出を決めた古川奈穂騎手は笠松ラウンドで4着が2回。矢作芳人厩舎所属でも知られ、兄弟子・坂井瑠星騎手のアドバイスを受けながら「前だけを向いて頑張ります」と成長を遂げてきた。笠松では「ファイナルへ進出したことがないですが、まだ金沢があるので」と意欲。その言葉通り、金沢第2戦で勝利を飾り、4位通過で滑り込んだ。田口騎手と同期の河原田菜々騎手も佐賀で1着、笠松で3着があり、総合2位をキープしたまま、ファイナリストに仲間入りした。■室陽一朗騎手突き抜け、及川烈騎手は2回目ファイナル 笠松で期間限定騎乗の経験がある及川烈騎手(浦和)が4位で、一昨年(総合14位)に続き2回目の進出。同じく名古屋に一時所属した室陽一朗騎手(浦和)は最終戦(船橋)を制し、一気に先頭まで突き抜けた。東海公営での経験を南関東に戻ってからも生かしており、ともに飛躍の場にしたい。※「オグリの里2新風編」も好評発売中 「1聖地編」に続く「2新風編」ではウマ娘ファンの熱狂ぶり、渡辺竜也騎手のヤングジョッキーズ・ファイナル進出、吹き荒れたライデン旋風など各時代の「新しい風」を追って、笠松競馬の歴史と魅力に迫った。オグリキャップの天皇賞・秋観戦記(1989年)などオグリ関連も満載。 林秀行(ハヤヒデ)著、A5判カラー、206ページ、1500円。岐阜新聞社発行。笠松競馬場内・丸金食堂、ふらっと笠松(名鉄笠松駅)、ホース・ファクトリー、酒の浪漫亭、小栗孝一商店、愛馬会軽トラ市、岐阜市内・近郊の書店、岐阜新聞社出版室などで発売。
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