仕事から離れ、海人になりたいという強い思いから退職した筆者が、沖縄タイムス+プラスで奄美での釣りや移住生活について連載を開始。初回はこれまでの釣り遍歴と、なぜ仕事を辞めてまで海人になりたいと思ったのかを語ります。
日に日に忙しさが増す2023年の年の暮れ。社内で上司の部長を呼び止め、意を決して退職の意を伝えると、部長は手を止めてじっと私の顔を見つめた。なんて言われるだろうか…。緊張で唾をのみ込んだ。数秒の沈黙の後、固まった表情のままの部長から返ってきたのは予想外の一言だった。「宝くじでも当たったの?」 そんな私が今回、「釣りの話は絶対読まれるから書いてみて!」と沖縄タイムス+プラスで奄美での釣りや移住生活について連載する機会を頂きました。初回は自己紹介がてら、これまでの私の釣り遍歴を振り返りつつ、なぜ仕事を辞めてまで海人になりたいと思ったのかについてお話しします。 「一生続ける遊びを見つけた」。当時子どもながらに確信したその感覚は、今もはっきりと思い出せます。ウキを眺めてアタリを待つ胸の高鳴りや魚が掛かったウキがピュッと水中に引き込まれる瞬間の興奮、竿を通じて伝わってくる魚の手応えや魚とやりとりするスリル、無事釣り上げた時の感動——。釣りの魅力の全てが自分の中にぴったりとはまる感覚がありました。 「ゴキブリの駆除」はさすがにお巡りさんの仕事ではないと思う。 「近くで宿泊できる宿を教えて」なんてもってのほか。 那覇署の通報件数が全国でも上位だが、通報の約3割は、いたずらや無言電話、緊急性のない相談だそうだ。 もちろん緊急性のある事件・事故は即110番をして対応してもらうべきだけど、そうじゃない場合、これはお巡りさんに相談した方がいいのかなという相談や問い合わせは『#9110』を活用して、と呼びかけている。 いたずらや無言電話などは論外。市民の安全を守るお仕事の妨げになるような110番の使い方はやめてほしい。 やぎのシルーが一日署長になり「不要不急のいたずら電話はだめぇ~」と呼びかけているので、110番の日を機に、改めて110番の使い方を考えてほしいな。 一人ひとり考えることが結果、自分の身を守ることにつながると思う。 とりあえず、ゴキブリは自分でどうにかしてほしい。日本政府の強力な後押しがない以上、バイデン米大統領が出した買収禁止命令は覆らないだろう。7日、東京であった日米外相会談で岩屋毅外相は日本製鉄によるUSスチールの買収がバイデン氏によって「安全保障上の問題」を理由に禁止命令が出されたことに「極めて残念」と述べた。ブリンケン国務長官は買収賛成の立場とされるが、大統領の考えは変わらなかった。 日米外相がともに「残念」と思っていることは間違いないが、20日に就任するトランプ次期大統領は最初から反対していたのだから、日鉄が訴訟に持ち込んでも再び政治判断が示されて買収が不発に終わる可能性がある。 今回の買収劇は、政治案件化したことにより経済合理性は無視された。身売りに出ていた粗鋼生産量24位のUSスチールを米国進出に足掛かりにしようと好条件を示して同4位の日鉄が買収に乗り出し、両社は合意した。しかし、ライバルの同22位のクリーブランド・クリフスが全米鉄鋼労働組合(USW)と裏で手を組んで合併阻止に動いたとみられ、大統領選挙の最中に労組票が欲しいトランプ氏が合併反対を表明、バイデン氏も追従した。 引退するバイデン氏が反対する理由は、おそらく来年の中間選挙をにらんでのこと。上院、下院とも共和党が多数を占める米政界はトランプ氏を含めてトルプル・レッドとなり、民主党の存在感は薄い。労組票が死活的に重要な中間選挙を前にUSWの意向は無視できないのだろう。 日本政府とすれば、トランプ氏がどのような要求を日本に突きつけてくるか息をこらしており、日鉄を全面的に支援する状況にはない。日鉄は合併が不発に終わった場合の違約金5億6500万ドル(約850億円)をUSスチールに支払わざるを得ないのではないか。国内企業は米国への進出を慎重に考えた方がいい。注目すべきは、ハリス副大統領を支持する一部の人々が「票が操作された」と主張している点です。この主張は2020年の大統領選でトランプ氏の支持者から聞かれた陰謀論と酷似しています。つまり、特定の政治的立場に限らず、敗北を受け入れがたい状況で普遍的に起こり得る現象だと言えます。 特にSNSにおいては、エコーチェンバー現象が顕著です。同じ考えを持つ人々が集まりやすいため、選挙期間中は特定の候補を支持する投稿であふれ返ります。しかし、いざ開票が始まり、応援していた候補が惨敗となると、SNSで見ていた光景とはあまりにも異なり、現実を直視できずに相手側の不正や反則を疑う思考に陥りがちです。 これは予想外の結果に直面した際、その原因を外部の不正に求めることで、自己防衛的に現実を解釈しようとする心理が働くからでしょう。 まるで、FPSゲーム(一人称視点のシューティングゲーム)で負けた子どもが「相手はチート(不正改造データ)を使っている」と何の根拠もなく決めつけるようなものです。 このような状況に陥らないためにも、SNSでの情報を追いかける際には、自分に都合の良い情報だけでなく、多様な視点を意識することが重要です。 自身の感情や政治的選択でさえも、SNSのアルゴリズムによって影響を受ける可能性があるため、情報の取得源や人間関係の交流先を多様に確保し、流されないようにする努力が必要だと私は強く感じています。 こうした事例は、メディアリテラシー教育の重要性を再認識させます。 SNSの特性を理解し、情報を批判的に評価する能力を養うことが、健全な民主主義の維持には不可欠です。 また、SNS企業にはエコーチェンバー効果を緩和し、多様な視点に触れる機会を提供する責任があります。 アルゴリズムの透明性向上や、偏った情報流通の是正に向けた取り組みが求められます。 個人レベルでの情報リテラシー向上と、プラットフォーム側の取り組みの両面からのアプローチが今後ますます重要になるでしょう。.
日に日に忙しさが増す2023年の年の暮れ。社内で上司の部長を呼び止め、意を決して退職の意を伝えると、部長は手を止めてじっと私の顔を見つめた。なんて言われるだろうか…。緊張で唾をのみ込んだ。数秒の沈黙の後、固まった表情のままの部長から返ってきたのは予想外の一言だった。「宝くじでも当たったの?」 そんな私が今回、「釣りの話は絶対読まれるから書いてみて!」と沖縄タイムス+プラスで奄美での釣りや移住生活について連載する機会を頂きました。初回は自己紹介がてら、これまでの私の釣り遍歴を振り返りつつ、なぜ仕事を辞めてまで海人になりたいと思ったのかについてお話しします。 「一生続ける遊びを見つけた」。当時子どもながらに確信したその感覚は、今もはっきりと思い出せます。ウキを眺めてアタリを待つ胸の高鳴りや魚が掛かったウキがピュッと水中に引き込まれる瞬間の興奮、竿を通じて伝わってくる魚の手応えや魚とやりとりするスリル、無事釣り上げた時の感動——。釣りの魅力の全てが自分の中にぴったりとはまる感覚がありました。 「ゴキブリの駆除」はさすがにお巡りさんの仕事ではないと思う。 「近くで宿泊できる宿を教えて」なんてもってのほか。 那覇署の通報件数が全国でも上位だが、通報の約3割は、いたずらや無言電話、緊急性のない相談だそうだ。 もちろん緊急性のある事件・事故は即110番をして対応してもらうべきだけど、そうじゃない場合、これはお巡りさんに相談した方がいいのかなという相談や問い合わせは『#9110』を活用して、と呼びかけている。 いたずらや無言電話などは論外。市民の安全を守るお仕事の妨げになるような110番の使い方はやめてほしい。 やぎのシルーが一日署長になり「不要不急のいたずら電話はだめぇ~」と呼びかけているので、110番の日を機に、改めて110番の使い方を考えてほしいな。 一人ひとり考えることが結果、自分の身を守ることにつながると思う。 とりあえず、ゴキブリは自分でどうにかしてほしい。日本政府の強力な後押しがない以上、バイデン米大統領が出した買収禁止命令は覆らないだろう。7日、東京であった日米外相会談で岩屋毅外相は日本製鉄によるUSスチールの買収がバイデン氏によって「安全保障上の問題」を理由に禁止命令が出されたことに「極めて残念」と述べた。ブリンケン国務長官は買収賛成の立場とされるが、大統領の考えは変わらなかった。 日米外相がともに「残念」と思っていることは間違いないが、20日に就任するトランプ次期大統領は最初から反対していたのだから、日鉄が訴訟に持ち込んでも再び政治判断が示されて買収が不発に終わる可能性がある。 今回の買収劇は、政治案件化したことにより経済合理性は無視された。身売りに出ていた粗鋼生産量24位のUSスチールを米国進出に足掛かりにしようと好条件を示して同4位の日鉄が買収に乗り出し、両社は合意した。しかし、ライバルの同22位のクリーブランド・クリフスが全米鉄鋼労働組合(USW)と裏で手を組んで合併阻止に動いたとみられ、大統領選挙の最中に労組票が欲しいトランプ氏が合併反対を表明、バイデン氏も追従した。 引退するバイデン氏が反対する理由は、おそらく来年の中間選挙をにらんでのこと。上院、下院とも共和党が多数を占める米政界はトランプ氏を含めてトルプル・レッドとなり、民主党の存在感は薄い。労組票が死活的に重要な中間選挙を前にUSWの意向は無視できないのだろう。 日本政府とすれば、トランプ氏がどのような要求を日本に突きつけてくるか息をこらしており、日鉄を全面的に支援する状況にはない。日鉄は合併が不発に終わった場合の違約金5億6500万ドル(約850億円)をUSスチールに支払わざるを得ないのではないか。国内企業は米国への進出を慎重に考えた方がいい。注目すべきは、ハリス副大統領を支持する一部の人々が「票が操作された」と主張している点です。この主張は2020年の大統領選でトランプ氏の支持者から聞かれた陰謀論と酷似しています。つまり、特定の政治的立場に限らず、敗北を受け入れがたい状況で普遍的に起こり得る現象だと言えます。 特にSNSにおいては、エコーチェンバー現象が顕著です。同じ考えを持つ人々が集まりやすいため、選挙期間中は特定の候補を支持する投稿であふれ返ります。しかし、いざ開票が始まり、応援していた候補が惨敗となると、SNSで見ていた光景とはあまりにも異なり、現実を直視できずに相手側の不正や反則を疑う思考に陥りがちです。 これは予想外の結果に直面した際、その原因を外部の不正に求めることで、自己防衛的に現実を解釈しようとする心理が働くからでしょう。 まるで、FPSゲーム(一人称視点のシューティングゲーム)で負けた子どもが「相手はチート(不正改造データ)を使っている」と何の根拠もなく決めつけるようなものです。 このような状況に陥らないためにも、SNSでの情報を追いかける際には、自分に都合の良い情報だけでなく、多様な視点を意識することが重要です。 自身の感情や政治的選択でさえも、SNSのアルゴリズムによって影響を受ける可能性があるため、情報の取得源や人間関係の交流先を多様に確保し、流されないようにする努力が必要だと私は強く感じています。 こうした事例は、メディアリテラシー教育の重要性を再認識させます。 SNSの特性を理解し、情報を批判的に評価する能力を養うことが、健全な民主主義の維持には不可欠です。 また、SNS企業にはエコーチェンバー効果を緩和し、多様な視点に触れる機会を提供する責任があります。 アルゴリズムの透明性向上や、偏った情報流通の是正に向けた取り組みが求められます。 個人レベルでの情報リテラシー向上と、プラットフォーム側の取り組みの両面からのアプローチが今後ますます重要になるでしょう。
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