タンパク質摂りすぎにより肝臓に負担がかかりすぎるなど過度な接種による弊害があることを知っているだろうか。
とか。朝からステーキとか、間食にゆで卵をいくつも食べるとか……。下手したら、1(炭水化物):1(脂質):8(タンパク質)くらいの割合で摂っている人もいるじゃないですか。これこそまさに“過ぎたるは及ばざるが如し”で、ここまでタンパク質に偏りすぎるのは、体が弱っているときには、あまり良いとは言えません」 プロテインドリンクが主食のようになっている人もチラホラ見受けられるが、それについて先生はどう捉えているのだろう。「プロテインドリンク自体は、必須アミノ酸を中心に構成されているので悪いものではありません。ただ、さすがに主食にしてしまうのは心配ですね。健康な時に通常量を摂取するのなら問題ありませんが、前述のとおりタンパク質を体外に排出する時はN(窒素)を出さなければならず、体が弱っている際には肝臓に負担がかかるということは覚えておいてほしいですね」 「プロテインバーやドリンクなどに偏ってしまうと、食物繊維を摂りづらくなるのも問題です。食物繊維は人間にとってはエネルギーになりにくいですが、善玉の腸内細菌のえさになりますので、腸内フローラの安定に役立ちます。今、腸内細菌が、免疫防御や必須栄養素の生成など、人間の細胞ではできない、多くの役割を果たしていることがわかってきています」病気の場合は、見つけた病因を薬で「攻める(オフェンシブ)」治療。一方で健康は、どこか弱まっている臓器があったり特定の菌やウイルスに対して免疫が弱まっていたりすると、そこが病気の原因になってしまうので、食やサプリメントなどで防御力を上げておく、「守り(ディフェンシブ)」の考えが必要。個人々々によって持って生まれた遺伝子も生活習慣も違うし、身体の弱いところは年齢によっても変化していく。必要な栄養素も、対処法も、それぞれその時々で違うため、万人に共通する最善の方法はないからだ。 「よく、どんなサプリを飲んだらいいですか?と聞かれるのですが、“万人に合ったものはないので、まずは試してみて、自分の身体に聞くべきです”と答えています」。“汝自身を知れ”という言葉もあるが、要は自分の感性を高めて、自分に良いと思ったものを選択した方がいいということなのだ。 「たとえば、自分が食べてみて調子がいいと思うものを3つ選び、それを毎日順番に、つまり3日おきに摂取してみる。そうすると、もちろんメリットも享受できるし、万が一選択が間違っていてもリスクを回避できます。『バター VS マーガリン』『牛乳が健康に良いか悪いか』に代表されるように、健康に対する食理論は数年おきに変わることもあります。何か一つのことを信じ込んで、やり続けると失敗することがありますから、健康に対してはバランスを見つつ、常にリスクヘッジを想定しておく考え方が良いでしょう」Text: Sayaka Kawabe Editor: Rieko Kosai.
とか。朝からステーキとか、間食にゆで卵をいくつも食べるとか……。下手したら、1(炭水化物):1(脂質):8(タンパク質)くらいの割合で摂っている人もいるじゃないですか。これこそまさに“過ぎたるは及ばざるが如し”で、ここまでタンパク質に偏りすぎるのは、体が弱っているときには、あまり良いとは言えません」 プロテインドリンクが主食のようになっている人もチラホラ見受けられるが、それについて先生はどう捉えているのだろう。「プロテインドリンク自体は、必須アミノ酸を中心に構成されているので悪いものではありません。ただ、さすがに主食にしてしまうのは心配ですね。健康な時に通常量を摂取するのなら問題ありませんが、前述のとおりタンパク質を体外に排出する時はN(窒素)を出さなければならず、体が弱っている際には肝臓に負担がかかるということは覚えておいてほしいですね」 「プロテインバーやドリンクなどに偏ってしまうと、食物繊維を摂りづらくなるのも問題です。食物繊維は人間にとってはエネルギーになりにくいですが、善玉の腸内細菌のえさになりますので、腸内フローラの安定に役立ちます。今、腸内細菌が、免疫防御や必須栄養素の生成など、人間の細胞ではできない、多くの役割を果たしていることがわかってきています」病気の場合は、見つけた病因を薬で「攻める(オフェンシブ)」治療。一方で健康は、どこか弱まっている臓器があったり特定の菌やウイルスに対して免疫が弱まっていたりすると、そこが病気の原因になってしまうので、食やサプリメントなどで防御力を上げておく、「守り(ディフェンシブ)」の考えが必要。個人々々によって持って生まれた遺伝子も生活習慣も違うし、身体の弱いところは年齢によっても変化していく。必要な栄養素も、対処法も、それぞれその時々で違うため、万人に共通する最善の方法はないからだ。 「よく、どんなサプリを飲んだらいいですか?と聞かれるのですが、“万人に合ったものはないので、まずは試してみて、自分の身体に聞くべきです”と答えています」。“汝自身を知れ”という言葉もあるが、要は自分の感性を高めて、自分に良いと思ったものを選択した方がいいということなのだ。 「たとえば、自分が食べてみて調子がいいと思うものを3つ選び、それを毎日順番に、つまり3日おきに摂取してみる。そうすると、もちろんメリットも享受できるし、万が一選択が間違っていてもリスクを回避できます。『バター VS マーガリン』『牛乳が健康に良いか悪いか』に代表されるように、健康に対する食理論は数年おきに変わることもあります。何か一つのことを信じ込んで、やり続けると失敗することがありますから、健康に対してはバランスを見つつ、常にリスクヘッジを想定しておく考え方が良いでしょう」Text: Sayaka Kawabe Editor: Rieko Kosai
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