映画『海の沈黙』(11月22日公開)の脚本を手がけた倉本聰氏、若松節朗監督、キャストの本木雅弘、小泉今日子、菅野恵らが13日、北海道・札幌市内で記者会見を行った。
『北の国から』『やすらぎの郷』など数々の名作の手がけてきた脚本家の倉本氏が、60年前に起きた事件に着想を得て書き下ろした“最後の作品”。本木は「覚悟を決めてお受けいたしました」。若松監督は「倉本さんと仕事できることが私の誇り」と、倉本氏の長年の功績に敬意を表した。 倉本氏は、本作の着想の元になった「永仁の壺事件」(1960年、それまで鎌倉時代の古瀬戸の傑作として国の重要文化財に指定されていた瓶子が実は、1897年生まれの陶芸家、加藤唐九郎の作品であると言われ、重要文化財の指定の解除、文部技官が引責辞任するなどの事態となった)について「(偽物だと分かると)皆が美の価値を下げてしまう風潮に納得がいかず、なんとかドラマにしたいと思っていた」と語った。また、1988年の高倉健主演、蔵原惟義監督作『海へ ~See You~』以来36年ぶりに倉本脚本の映画に出演した思いを「憧れるような魅力の詰まった作品であり、その中の竜次というキャラクターが私で成立するのか。戸惑いもありましたが、今回は“正真正銘最後の作品になる”というオファーだったので、覚悟を決めてお受けいたしました」と話した。 竜次のかつての恋人・安奈を演じた小泉は、倉本氏が脚本を手がけた作品にかつて出演し、別の作品でもオファーがあったが都合がつかず出演が叶わなかった過去を明かした。「いつかリベンジしたいという気持ちがあったので、今回お話をいただいたときにこれで心がスッキリできると思いました。60年、先生が温めてきたテーマ。先生の心に引っかかっていたものを流すタイミングでご一緒できてうれしかったです」と笑顔を見せた。 今回がスクリーンデビューであり、小樽で竜次と交流するバーテンダー・あざみを演じた菅野は「そうそうたる先輩方、監督、そして倉本先生から言葉をいただきながら、まだまだ力及ばずだなと感じることもたくさんありましたが映画は本当に素敵な仕上がりになりました」と答えた。 若松監督は「監督であれば誰しもが一度は倉本聰の脚本を演出したいと願います。しかし相当厳しくやられるのだろうなという不安もありました。しかし倉本さんはとても優しいお方で、先生には背中をずいぶん押していただいて、先生の描きたかった世界観が本木さん、小泉さんたちの力を借りて出来上がったような気がします」と語っていた。 本作は、世界的な画家、田村修三(石坂浩二)の展覧会で、展示作品のひとつが贋作だと判明したことから物語は動き出す。この絵を描いたのは一体、誰なのか? 連日、報道が加熱する中、小樽で女の死体が発見される。この2つの事件の間に浮かび上がった男。それは、かつて新進気鋭の天才画家と呼ばれるも、ある事件を機に人々の前から姿を消した津山竜次(本木)だった。北海道・小樽を舞台に、津山が秘めてきた想い、美と芸術への執念、そして忘れられない過去が明らかになる時、至高の美と愛の全貌がキャンバスに描き出される。.
『北の国から』『やすらぎの郷』など数々の名作の手がけてきた脚本家の倉本氏が、60年前に起きた事件に着想を得て書き下ろした“最後の作品”。本木は「覚悟を決めてお受けいたしました」。若松監督は「倉本さんと仕事できることが私の誇り」と、倉本氏の長年の功績に敬意を表した。 倉本氏は、本作の着想の元になった「永仁の壺事件」(1960年、それまで鎌倉時代の古瀬戸の傑作として国の重要文化財に指定されていた瓶子が実は、1897年生まれの陶芸家、加藤唐九郎の作品であると言われ、重要文化財の指定の解除、文部技官が引責辞任するなどの事態となった)について「(偽物だと分かると)皆が美の価値を下げてしまう風潮に納得がいかず、なんとかドラマにしたいと思っていた」と語った。また、1988年の高倉健主演、蔵原惟義監督作『海へ ~See You~』以来36年ぶりに倉本脚本の映画に出演した思いを「憧れるような魅力の詰まった作品であり、その中の竜次というキャラクターが私で成立するのか。戸惑いもありましたが、今回は“正真正銘最後の作品になる”というオファーだったので、覚悟を決めてお受けいたしました」と話した。 竜次のかつての恋人・安奈を演じた小泉は、倉本氏が脚本を手がけた作品にかつて出演し、別の作品でもオファーがあったが都合がつかず出演が叶わなかった過去を明かした。「いつかリベンジしたいという気持ちがあったので、今回お話をいただいたときにこれで心がスッキリできると思いました。60年、先生が温めてきたテーマ。先生の心に引っかかっていたものを流すタイミングでご一緒できてうれしかったです」と笑顔を見せた。 今回がスクリーンデビューであり、小樽で竜次と交流するバーテンダー・あざみを演じた菅野は「そうそうたる先輩方、監督、そして倉本先生から言葉をいただきながら、まだまだ力及ばずだなと感じることもたくさんありましたが映画は本当に素敵な仕上がりになりました」と答えた。 若松監督は「監督であれば誰しもが一度は倉本聰の脚本を演出したいと願います。しかし相当厳しくやられるのだろうなという不安もありました。しかし倉本さんはとても優しいお方で、先生には背中をずいぶん押していただいて、先生の描きたかった世界観が本木さん、小泉さんたちの力を借りて出来上がったような気がします」と語っていた。 本作は、世界的な画家、田村修三(石坂浩二)の展覧会で、展示作品のひとつが贋作だと判明したことから物語は動き出す。この絵を描いたのは一体、誰なのか? 連日、報道が加熱する中、小樽で女の死体が発見される。この2つの事件の間に浮かび上がった男。それは、かつて新進気鋭の天才画家と呼ばれるも、ある事件を機に人々の前から姿を消した津山竜次(本木)だった。北海道・小樽を舞台に、津山が秘めてきた想い、美と芸術への執念、そして忘れられない過去が明らかになる時、至高の美と愛の全貌がキャンバスに描き出される。
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