濃縮ウランの確認急務 地下施設「甚大な被害」―IAEA事務局長

ニュース News

濃縮ウランの確認急務 地下施設「甚大な被害」―IAEA事務局長
時事ドットコム時事通信社
  • 📰 jijicom
  • ⏱ Reading Time:
  • 30 sec. here
  • 4 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 22%
  • Publisher: 63%

【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は23日、米国に核施設を攻撃されたイランが保有する高濃縮ウランの保管状況を確認することが急務だと訴えた。米国の攻撃を受けて開かれた緊急会合で述べた。イランが保有するウランはさらに濃縮すれば兵器に転用できるが、13日のイスラエルによる攻撃開始以降、IAEAの査察は行われていない。

【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は23日、米国に核施設を攻撃されたイランが保有する高濃縮ウランの保管状況を確認することが急務だと訴えた。米国の攻撃を受けて開かれた緊急会合で述べた。イランが保有するウランはさらに濃縮すれば兵器に転用できるが、13日のイスラエルによる攻撃開始以降、IAEAの査察は行われていない。 グロッシ氏は、イラン側から13日に「核物質を保護するための特別な措置を講じる」と通告されたと明かした。「特別な措置」で何を行うのか不明だが、濃縮ウランの状況を把握できなくなる恐れがある。IAEAの推定によると、イランは5月時点で濃縮度最大60%のウランを核爆弾9個分に相当する408.6キロ保有していた。 グロッシ氏はまた、米国の地下貫通型爆弾が投下された中部フォルドゥの地下ウラン濃縮施設の損害について、実態の把握は困難としながらも「振動に敏感な(濃縮用の)遠心分離機の性質を踏まえると、甚大な被害が起きたと想定される」と分析した。 イランは今後、IAEAの監視業務への協力を完全に停止したり、核拡散防止条約(NPT)を脱退したりする可能性がある。グロッシ氏は、こうした動きが「NPT体制の瓦解(がかい)につながる」と危惧しており、イランと米イスラエルの双方に対して、軍事的な行動の自制と外交交渉の再開を呼び掛けた。.

【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は23日、米国に核施設を攻撃されたイランが保有する高濃縮ウランの保管状況を確認することが急務だと訴えた。米国の攻撃を受けて開かれた緊急会合で述べた。イランが保有するウランはさらに濃縮すれば兵器に転用できるが、13日のイスラエルによる攻撃開始以降、IAEAの査察は行われていない。 グロッシ氏は、イラン側から13日に「核物質を保護するための特別な措置を講じる」と通告されたと明かした。「特別な措置」で何を行うのか不明だが、濃縮ウランの状況を把握できなくなる恐れがある。IAEAの推定によると、イランは5月時点で濃縮度最大60%のウランを核爆弾9個分に相当する408.6キロ保有していた。 グロッシ氏はまた、米国の地下貫通型爆弾が投下された中部フォルドゥの地下ウラン濃縮施設の損害について、実態の把握は困難としながらも「振動に敏感な(濃縮用の)遠心分離機の性質を踏まえると、甚大な被害が起きたと想定される」と分析した。 イランは今後、IAEAの監視業務への協力を完全に停止したり、核拡散防止条約(NPT)を脱退したりする可能性がある。グロッシ氏は、こうした動きが「NPT体制の瓦解(がかい)につながる」と危惧しており、イランと米イスラエルの双方に対して、軍事的な行動の自制と外交交渉の再開を呼び掛けた。

We have summarized this news so that you can read it quickly. If you are interested in the news, you can read the full text here. Read more:

jijicom /  🏆 32. in JP

時事ドットコム 時事通信社

 

United States Latest News, United States Headlines

Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.

49カ国がロシア非難声明=イラン決議は見送り―IAEA理事会 - トピックス|Infoseekニュース49カ国がロシア非難声明=イラン決議は見送り―IAEA理事会 - トピックス|Infoseekニュース【ベルリン時事】ウィーンで開かれている国際原子力機関(IAEA)の理事会で9日、日本や米国、欧州などの加盟49カ国【トピックス】
Read more »

迫る核の危機、対応急務 真価問われるIAEA―5日から理事会:時事ドットコム迫る核の危機、対応急務 真価問われるIAEA―5日から理事会:時事ドットコム【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)の定例理事会が5日からウィーンで開かれる。ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原発の周辺では戦闘行為の激化が懸念され、イランの核開発も危険水域に到達。差し迫る危機への対応が急務だが、実効性のある措置が打ち出せるかは見通せず、IAEAの真価が問われる局面を迎えている。 ウクライナ軍はロシアに占領された地域の奪還を目指して、近く大規模な軍事作戦を決行する構えだ。ザポロジエ原発の立地地域でも苛烈な戦闘が予想され、核事故の発生を懸念するIAEAのグロッシ事務…
Read more »

イランとの対話焦点 IAEA理事会開幕:時事ドットコムイランとの対話焦点 IAEA理事会開幕:時事ドットコム【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)の定例理事会が5日、ウィーン本部で開かれた。5日間の日程で、ロシア軍が占拠するウクライナ南部ザポロジエ原発を巡る情勢や、高濃縮ウランの生産を加速させるイランへの対応などを協議する。IAEAのグロッシ事務局長はイランとの対話を模索しており、欧米など加盟国からの理解が得られるかが焦点となる。
Read more »

欧州、イラン新政権と対話模索へ IAEA監視への協力焦点欧州、イラン新政権と対話模索へ IAEA監視への協力焦点【ベルリン時事】改革派ペゼシュキアン氏が勝利したイラン大統領選。欧州諸国はイランの核開発に歯止めをかけるため、対話の道を模索する見通しだ。国際原子力機関(IAEA)は、ライシ大統領の急死後に中断した核施設の監視強化に向けた協議の早期再開を求めており、新政権の出方が焦点の一つだ。
Read more »

イランのフォルドゥ核施設、「非常に重大な」損害予想=IAEAイランのフォルドゥ核施設、「非常に重大な」損害予想=IAEA国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は23日、米軍が22日に空爆したイラン中部フォルドゥのウラン濃縮施設について、地下部分に「非常に重大な」損害が発生したと予想されるが、「現時点ではIAEAも含め、誰も被害を完全に把握できる立場にない」と述べた。
Read more »

イランのフォルドゥ核施設、「非常に重大な」損害予想=IAEAイランのフォルドゥ核施設、「非常に重大な」損害予想=IAEAFrancois Murphy[ウィーン 23日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は23日、米軍が22日に空爆したイラン中部フォルドゥのウラン濃縮施設について、地下...
Read more »



Render Time: 2026-04-02 07:24:55