鉄道やガス灯など文明開化期の風物を詠む歌人として活躍した浄土宗の僧、大熊弁玉(1818~80年)の自筆の書が見つかり、弁玉が住職を務めた横浜市神奈川区台町の三…
鉄道やガス灯など文明開化期の風物を詠む歌人として活躍した浄土宗の僧、大熊弁玉(1818~80年)の自筆の書が見つかり、弁玉が住職を務めた横浜市神奈川区台町の三宝寺に寄贈された。箱根温泉を詠んだ長歌が書かれ、歌を通じた箱根の文化人との交流を示す貴重な史料とされる。現在の樋口芳宏住職は「文学史研究の一助になる」とみて来春に公開する予定だ。弁玉は幕末から明治初期にかけ、社会の変化を庶民の視点から歌に詠んだ。異人館や人力車、電信機などを題材にした作品は、記録文学としても高く評価されている。歌を通じて広く交友関係を築き、明治時代の外相・陸奥宗光の父で国学者の伊達千広や、国学者で歌人の佐々木弘綱らと交流があった。今回見つかった書は、弁玉の長歌集「由良牟呂集」(明治12年刊)に収録された「筥根温泉に遊ぶ歌三首」を書いたもの。1首目は温泉の湯が各所に行き渡り、人々が疲れや病を癒やす情景を紡ぎ出している。2首目で険しい地形ながら多くの人が集う箱根は神のたまものとたたえ、3首目では坂道はつらく厳しいが登れば宿で楽しみがある、人の世と同じようであると詠んでいる。千葉県香取市の旧家で昨年、未表装の状態で見つかり、「神奈川町三宝寺住職」と記されていたことから三宝寺に連絡があった。書かれてから約150年を経ているが、しみや虫害がなく保存状態は良好だという。三首の書が散逸しないよう、寄贈を受けた同寺で一つの屛風に仕立てた。弁玉に詳しい司馬遼太郎記念館前学芸部長の増田恒男さんは「弁玉が箱根山を詠んだ歌の自筆の書が見つかったのは初めて。箱根の文化人と交友関係があったことがはっきりした。三宝寺は東海道の神奈川宿にあり、人も文化も街道を通って行き来したことが分かる」と話している。歌人・僧侶。文政元(1818)年、江戸・浅草生まれ。ペリー来航の3年前の嘉永3(1850)年に三宝寺の第21世住職となる。短歌や長歌に優れ、開港で変わりゆく横浜の姿を歌で伝えた。明治13(1880)年、死去。.
鉄道やガス灯など文明開化期の風物を詠む歌人として活躍した浄土宗の僧、大熊弁玉(1818~80年)の自筆の書が見つかり、弁玉が住職を務めた横浜市神奈川区台町の三宝寺に寄贈された。箱根温泉を詠んだ長歌が書かれ、歌を通じた箱根の文化人との交流を示す貴重な史料とされる。現在の樋口芳宏住職は「文学史研究の一助になる」とみて来春に公開する予定だ。弁玉は幕末から明治初期にかけ、社会の変化を庶民の視点から歌に詠んだ。異人館や人力車、電信機などを題材にした作品は、記録文学としても高く評価されている。歌を通じて広く交友関係を築き、明治時代の外相・陸奥宗光の父で国学者の伊達千広や、国学者で歌人の佐々木弘綱らと交流があった。今回見つかった書は、弁玉の長歌集「由良牟呂集」(明治12年刊)に収録された「筥根温泉に遊ぶ歌三首」を書いたもの。1首目は温泉の湯が各所に行き渡り、人々が疲れや病を癒やす情景を紡ぎ出している。2首目で険しい地形ながら多くの人が集う箱根は神のたまものとたたえ、3首目では坂道はつらく厳しいが登れば宿で楽しみがある、人の世と同じようであると詠んでいる。千葉県香取市の旧家で昨年、未表装の状態で見つかり、「神奈川町三宝寺住職」と記されていたことから三宝寺に連絡があった。書かれてから約150年を経ているが、しみや虫害がなく保存状態は良好だという。三首の書が散逸しないよう、寄贈を受けた同寺で一つの屛風に仕立てた。弁玉に詳しい司馬遼太郎記念館前学芸部長の増田恒男さんは「弁玉が箱根山を詠んだ歌の自筆の書が見つかったのは初めて。箱根の文化人と交友関係があったことがはっきりした。三宝寺は東海道の神奈川宿にあり、人も文化も街道を通って行き来したことが分かる」と話している。歌人・僧侶。文政元(1818)年、江戸・浅草生まれ。ペリー来航の3年前の嘉永3(1850)年に三宝寺の第21世住職となる。短歌や長歌に優れ、開港で変わりゆく横浜の姿を歌で伝えた。明治13(1880)年、死去。
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