急成長するトレカ市場、女性やインバウンド需要で拡大

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急成長するトレカ市場、女性やインバウンド需要で拡大
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2025年9月に開催された探偵サミットでの様子を皮切りに、トレーディングカード市場の急成長を解説。女性、親子連れ、インバウンド需要の高まりが特徴で、過去の人気タイトル再登場も。トレカ専門店の現状と、ハイキュー!! バボカ!! の復刻発売について掘り下げる。

アニメキャラクターやスポーツ選手など、さまざまなテーマのカードを収集・交換・対戦などで楽しむカードゲーム・ トレーディングカード 市場が、いま急成長している。日本玩具協会によると、市場は右肩上がりで拡大し、2024年度は国内規模3000億円を突破。従来は男性ファン中心だった文化に、女性や親子連れ、さらには訪日外国人の参加が加わり、裾野が一気に広がっている。そんな中、今回のブームを受け、10年前に女性を中心に人気を集めたタイトルが再登場する動きもある。加熱する市場の現状とこれからを探った。こう語るのは、全国に26店舗を展開するトレカ専門チェーン店・MINT(ミント)の冨永仁さん。同店では野球やサッカー、バスケットボールの選手カードを中心とした トレーディングカード (以下トレカ)と、アニメやゲームのキャラクターを描いた トレーディングカード ゲーム(以下 TCG )の2つを柱に販売しているが、いずれも需要が拡大しているという。中でも近年の特徴は、 TCG を楽しむ「女性」「親子連れ」「 インバウンド 」の増加だ。 「コロナ禍以前は、女性のお客様はまったくと言っていいほど来店されませんでしたが、最近は非常に多くなっていると実感しています。また、土日にはお子様向けの大会を店舗にて開催しているのですが、親子連れでごった返すことも。日本のIPの世界的な人気を背景に、 インバウンド 客も増えており、1回で100万円近く買って帰られる方もいます」(冨永さん) かつて TCG ・トレカ専門店は、コアな男性ファン向けの空間という印象が強く、一般客や女性にとっては入りにくい雰囲気だった。しかし、コロナ禍を機に「自宅で楽しめる趣味」として注目が集まり、カードを収集・対戦するリアルな体験や、推しキャラを集める“推し活”の魅力が女性層にも浸透した。女性ファンの広がりをきっかけに、同店では店内美化にこれまで以上に力を入れている。「女性ユーザーへの対応を心がける店舗が増えれば、市場はもっと広がるのではないか」と冨永さんは話す。MINT(ミント)を訪れる女性客の中心は20代で、推し活の一環として『名探偵コナン』をはじめ、サンリオやディズニーといった“推しキャラ”のカードを求める人が多いという。こうした女性ユーザーの増加に応え、今月25日に復刻発売されるのが、人気漫画『 ハイキュー!! 』の トレーディングカード ゲーム( TCG )『 ハイキュー!! バボカ!! 』(以下、バボカ)だ。 バボカのファーストシリーズは、『 ハイキュー!! 』がアニメ化された2014年に発売された。当時、 TCG の主な購買層は男性で、「女性客に買われてヒットとなったのは異例のことだった」と、発売元のタカラトミー・白鳥男也さんは振り返る。 「『 ハイキュー!! 』が女性に人気があることは知っていましたが、発売直後、購入者の95%が女性だったことには本当に驚きました。その後“面白い TCG があるらしい”と男性ユーザーも購入するようになり、結果的に女性と男性の比率は約6対4になりました。それでも女性が多いというのは、当時の TCG 市場では珍しいことだったと思います」(白鳥さん) ファーストシリーズはアニメ「 ハイキュー!! 」第3期終了後に終売(2017年)となったが、今回は以前から女性にも人気の高かったバボカを、市場の盛り上がりに応える形で再発売することになった。また、『 ハイキュー!! 』の世界的人気も背景にある。昨年公開された『劇場版 ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』は日本で115億円、全世界で200億円を突破する興行収入を記録した。「女性を含む TCG ユーザー増加や市場の盛り上がりを受け、再びバボカを届けられるのは非常にうれしい」と白鳥さんは話す。 注目度の高さは、公式SNSでも現れている。今年3月、バボカ公式Xで『 ハイキュー!! バボカ!!BREAK』10月発売の告知が投稿されると、再生回数は120万回を超え、「え!私たちのバボカがっ??」「待ってました!」「絶対買う!」「懐かしすぎてむせび泣いてる…」など発売を待ちわびるコメントが相次いだ。 市場の拡大とともに新商品が次々登場する中で、復刻商品に期待が集まるのは特筆すべきことだ。白鳥さんはその人気の理由について、「コンテンツの魅力に加え、バボカならではのオリジナリティあふれるゲームシステムも大きい」と分析する。 従来の TCG は、手持ちのカードを使った対戦が中心で、カードバトルが主な楽しみ方となっている。一方で、バボカの最大の特徴は、カードを通じてバレーボールを再現した遊びが体験できることだ。自分だけのチームを編成し、キャラクターたちと一緒にコートに立ち、実際の試合のような臨場感を味わいながら対戦できる。カードを並べて戦うのではなく、スポーツの躍動感まで感じられるゲームシステムは、従来の TCG にはない新しい魅力となっている。■“推し活”とコレクションの融合、 TCG が「新しい趣味文化」に 『 ハイキュー!! 』の世界的人気を受け、今回の『 ハイキュー!! バボカ!! BREAK』は、子どもから大人まで楽しめるスタイリッシュなデザインで再登場する。原作者・古舘春一氏の新規描き下ろしカードや、原作コミックや画集から選ばれた名シーンカードも収録されており、連載終了後の現在では特に貴重な存在となっている。こうしたコレクター心をくすぐるこうした工夫も、新シリーズの大きな魅力だ。 白鳥さんは、 TCG の魅力についてこう語る。「 TCG にはコレクションの楽しみもありますが、やはりカードで遊ぶことが一番の楽しみです。実際に対戦相手と向き合い、大会でさまざまな人と交流できる。共通の趣味を持った仲間とつながれることも、リアルならではの楽しさです」「弊社のビジョン『Everybody Needs a Hobby』の通り、 TCG やトレカは趣味です。人気カードには高額なものもありますが、根本には『デザインがかっこいい』『自分のカードの選手が活躍してうれしい』『このカードで遊ぶのが楽しい』といった純粋な楽しみがあります。その楽しさを伝え、『いい趣味だね』と感じてもらえるよう、店作りにも力を入れています」(冨永さん)バボカの復活は、女性をはじめ世界中のユーザー層のさらなる拡大にもつながると期待される。今後も市場の動向から目が離せない。.

アニメキャラクターやスポーツ選手など、さまざまなテーマのカードを収集・交換・対戦などで楽しむカードゲーム・トレーディングカード市場が、いま急成長している。日本玩具協会によると、市場は右肩上がりで拡大し、2024年度は国内規模3000億円を突破。従来は男性ファン中心だった文化に、女性や親子連れ、さらには訪日外国人の参加が加わり、裾野が一気に広がっている。そんな中、今回のブームを受け、10年前に女性を中心に人気を集めたタイトルが再登場する動きもある。加熱する市場の現状とこれからを探った。こう語るのは、全国に26店舗を展開するトレカ専門チェーン店・MINT(ミント)の冨永仁さん。同店では野球やサッカー、バスケットボールの選手カードを中心としたトレーディングカード(以下トレカ)と、アニメやゲームのキャラクターを描いたトレーディングカードゲーム(以下TCG)の2つを柱に販売しているが、いずれも需要が拡大しているという。中でも近年の特徴は、TCGを楽しむ「女性」「親子連れ」「インバウンド」の増加だ。 「コロナ禍以前は、女性のお客様はまったくと言っていいほど来店されませんでしたが、最近は非常に多くなっていると実感しています。また、土日にはお子様向けの大会を店舗にて開催しているのですが、親子連れでごった返すことも。日本のIPの世界的な人気を背景に、インバウンド客も増えており、1回で100万円近く買って帰られる方もいます」(冨永さん) かつてTCG・トレカ専門店は、コアな男性ファン向けの空間という印象が強く、一般客や女性にとっては入りにくい雰囲気だった。しかし、コロナ禍を機に「自宅で楽しめる趣味」として注目が集まり、カードを収集・対戦するリアルな体験や、推しキャラを集める“推し活”の魅力が女性層にも浸透した。女性ファンの広がりをきっかけに、同店では店内美化にこれまで以上に力を入れている。「女性ユーザーへの対応を心がける店舗が増えれば、市場はもっと広がるのではないか」と冨永さんは話す。MINT(ミント)を訪れる女性客の中心は20代で、推し活の一環として『名探偵コナン』をはじめ、サンリオやディズニーといった“推しキャラ”のカードを求める人が多いという。こうした女性ユーザーの増加に応え、今月25日に復刻発売されるのが、人気漫画『ハイキュー!!』のトレーディングカードゲーム(TCG)『ハイキュー!! バボカ!! 』(以下、バボカ)だ。 バボカのファーストシリーズは、『ハイキュー!!』がアニメ化された2014年に発売された。当時、TCGの主な購買層は男性で、「女性客に買われてヒットとなったのは異例のことだった」と、発売元のタカラトミー・白鳥男也さんは振り返る。 「『ハイキュー!!』が女性に人気があることは知っていましたが、発売直後、購入者の95%が女性だったことには本当に驚きました。その後“面白いTCGがあるらしい”と男性ユーザーも購入するようになり、結果的に女性と男性の比率は約6対4になりました。それでも女性が多いというのは、当時のTCG市場では珍しいことだったと思います」(白鳥さん) ファーストシリーズはアニメ「ハイキュー!!」第3期終了後に終売(2017年)となったが、今回は以前から女性にも人気の高かったバボカを、市場の盛り上がりに応える形で再発売することになった。また、『ハイキュー!!』の世界的人気も背景にある。昨年公開された『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』は日本で115億円、全世界で200億円を突破する興行収入を記録した。「女性を含むTCGユーザー増加や市場の盛り上がりを受け、再びバボカを届けられるのは非常にうれしい」と白鳥さんは話す。 注目度の高さは、公式SNSでも現れている。今年3月、バボカ公式Xで『ハイキュー!!バボカ!!BREAK』10月発売の告知が投稿されると、再生回数は120万回を超え、「え!私たちのバボカがっ??」「待ってました!」「絶対買う!」「懐かしすぎてむせび泣いてる…」など発売を待ちわびるコメントが相次いだ。 市場の拡大とともに新商品が次々登場する中で、復刻商品に期待が集まるのは特筆すべきことだ。白鳥さんはその人気の理由について、「コンテンツの魅力に加え、バボカならではのオリジナリティあふれるゲームシステムも大きい」と分析する。 従来のTCGは、手持ちのカードを使った対戦が中心で、カードバトルが主な楽しみ方となっている。一方で、バボカの最大の特徴は、カードを通じてバレーボールを再現した遊びが体験できることだ。自分だけのチームを編成し、キャラクターたちと一緒にコートに立ち、実際の試合のような臨場感を味わいながら対戦できる。カードを並べて戦うのではなく、スポーツの躍動感まで感じられるゲームシステムは、従来のTCGにはない新しい魅力となっている。■“推し活”とコレクションの融合、TCGが「新しい趣味文化」に 『ハイキュー!!』の世界的人気を受け、今回の『ハイキュー!! バボカ!! BREAK』は、子どもから大人まで楽しめるスタイリッシュなデザインで再登場する。原作者・古舘春一氏の新規描き下ろしカードや、原作コミックや画集から選ばれた名シーンカードも収録されており、連載終了後の現在では特に貴重な存在となっている。こうしたコレクター心をくすぐるこうした工夫も、新シリーズの大きな魅力だ。 白鳥さんは、TCGの魅力についてこう語る。「TCGにはコレクションの楽しみもありますが、やはりカードで遊ぶことが一番の楽しみです。実際に対戦相手と向き合い、大会でさまざまな人と交流できる。共通の趣味を持った仲間とつながれることも、リアルならではの楽しさです」「弊社のビジョン『Everybody Needs a Hobby』の通り、TCGやトレカは趣味です。人気カードには高額なものもありますが、根本には『デザインがかっこいい』『自分のカードの選手が活躍してうれしい』『このカードで遊ぶのが楽しい』といった純粋な楽しみがあります。その楽しさを伝え、『いい趣味だね』と感じてもらえるよう、店作りにも力を入れています」(冨永さん)バボカの復活は、女性をはじめ世界中のユーザー層のさらなる拡大にもつながると期待される。今後も市場の動向から目が離せない。

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トレーディングカード TCG 女性向け インバウンド ハイキュー!!

 

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