平川、けがと闘い終盤で逆転 高校記録に0.03秒差 陸上・少年男子A300メートル <かごしま国体・2023> - 琉球新報デジタル
少年男子A300メートル決勝を自身の持つ日本高校最高記録に0・03秒迫る32秒88で走り抜き、優勝した平川慧(きら)(コザ高3年)。タイムを見て思わず「悔しい」とつぶやいた。「予選の記録(33秒15)より上げられたし、優勝で終われて良かったが、去年の自分に負ける形になった」。前に立ちはだかったのは、過去の自分だった。スタートからトップで逃げ切る想定だったが、京都の選手が前半から飛ばし、出鼻をくじかれた。それでもコーナーに入るころには2~3番手につけた。最後の直線に入ると「変な落ち着きがあり、力が抜けた」と力みのない走りで追い上げ、残り30メートル辺りで逆転してゴールに飛び込んだ。 今季はけがとの戦いだった。その中でも400メートルでは短距離種目で県勢男子初となる全国総体優勝。国体でも結果を残した。今後は大学でも競技を続ける。「来年は挑戦者として一から勝負して、また一段と成長した姿を見せたい」と頼もしい。2024年にはU20の世界選手権、25年には東京での世界陸上が控え、その先には五輪もある。「目指すのは日本代表」。400、300メートルの高校王者が世界を舞台に走る日は、そんなに遠くはなさそうだ。.
少年男子A300メートル決勝を自身の持つ日本高校最高記録に0・03秒迫る32秒88で走り抜き、優勝した平川慧(きら)(コザ高3年)。タイムを見て思わず「悔しい」とつぶやいた。「予選の記録(33秒15)より上げられたし、優勝で終われて良かったが、去年の自分に負ける形になった」。前に立ちはだかったのは、過去の自分だった。スタートからトップで逃げ切る想定だったが、京都の選手が前半から飛ばし、出鼻をくじかれた。それでもコーナーに入るころには2~3番手につけた。最後の直線に入ると「変な落ち着きがあり、力が抜けた」と力みのない走りで追い上げ、残り30メートル辺りで逆転してゴールに飛び込んだ。 今季はけがとの戦いだった。その中でも400メートルでは短距離種目で県勢男子初となる全国総体優勝。国体でも結果を残した。今後は大学でも競技を続ける。「来年は挑戦者として一から勝負して、また一段と成長した姿を見せたい」と頼もしい。2024年にはU20の世界選手権、25年には東京での世界陸上が控え、その先には五輪もある。「目指すのは日本代表」。400、300メートルの高校王者が世界を舞台に走る日は、そんなに遠くはなさそうだ。
