坂東彦三郎、「チャンスをモノに」 歌舞伎名作入門「夏祭浪花鑑」で団七役に初挑戦

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坂東彦三郎、「チャンスをモノに」 歌舞伎名作入門「夏祭浪花鑑」で団七役に初挑戦
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東京・新国立劇場(中劇場)の大空間に響き渡る心地よい低音の持ち主は、歌舞伎界屈指の美声で知られる坂東彦三郎(48)。同劇場で上演中の「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」で、主人公の団七九郎兵衛を初役で演じている。

「夏祭浪花鑑」は元禄時代の大坂で実際にあった殺人事件を題材に、侠客たちの熱い心意気を描いた歌舞伎の人気作。団七は白塗りに鮮やかな入れ墨が映える、ビジュアル的にも華やかな役どころで、彦三郎の同世代では松本幸四郎、片岡愛之助、市川團十郎、中村勘九郎らが演じている。 公演前に、「スターさんたちがやっている役に挑める機会を頂けたことは、うれしい。このチャンスをしっかりモノにしたい」と語っていた彦三郎。柿色の格子柄(団七縞)の衣装もよく似合い、義侠心あふれる団七を造形した。 団七は大坂・堺の魚売り。恩人の息子の窮地を救おうと、相棒の一寸徳兵衛(坂東亀蔵)らと奔走し、舅(しゅうと)の義平次を心ならずも殺してしまう。1745年に人形浄瑠璃で初演され、すぐに歌舞伎化。団七と徳兵衛が立ち回りの末に義兄弟の契りを交わす場面や、蒸し暑い夏の夜の祭りの喧騒(けんそう)の中で次々と見得を見せながら繰り広げる様式美あふれる殺し場など、見どころも多い。彦三郎は東京で生まれ育ち、江戸の世話物で魅力を発揮してきた。これまで歌舞伎の舞台で主役を演じる機会があまりなかったこともあり、団七役での出演オファーに、「予想もしないところから飛び込んできたお話で、戸惑いしかない」と驚きつつ、「できない人に仕事は来ない」と、ひそかな自信ものぞかせた。公演に向け、上方の芝居に意欲的な幸四郎に教えを請うたという。 上方独特の味わいのある芝居に、自身はどう取り組むのか。彦三郎は、通称「泥場」と呼ばれる殺し場に触れ、「油照りと言われる、じりじりとしてベターッとした天候の中で殺しに行ってしまうのは、江戸の世話物にはない場面。あそこだけは表現したいと思っています。関西弁を意識すると音でのせりふになってしまうので、気持ちで芝居していきたい」と話した。.

「夏祭浪花鑑」は元禄時代の大坂で実際にあった殺人事件を題材に、侠客たちの熱い心意気を描いた歌舞伎の人気作。団七は白塗りに鮮やかな入れ墨が映える、ビジュアル的にも華やかな役どころで、彦三郎の同世代では松本幸四郎、片岡愛之助、市川團十郎、中村勘九郎らが演じている。 公演前に、「スターさんたちがやっている役に挑める機会を頂けたことは、うれしい。このチャンスをしっかりモノにしたい」と語っていた彦三郎。柿色の格子柄(団七縞)の衣装もよく似合い、義侠心あふれる団七を造形した。 団七は大坂・堺の魚売り。恩人の息子の窮地を救おうと、相棒の一寸徳兵衛(坂東亀蔵)らと奔走し、舅(しゅうと)の義平次を心ならずも殺してしまう。1745年に人形浄瑠璃で初演され、すぐに歌舞伎化。団七と徳兵衛が立ち回りの末に義兄弟の契りを交わす場面や、蒸し暑い夏の夜の祭りの喧騒(けんそう)の中で次々と見得を見せながら繰り広げる様式美あふれる殺し場など、見どころも多い。彦三郎は東京で生まれ育ち、江戸の世話物で魅力を発揮してきた。これまで歌舞伎の舞台で主役を演じる機会があまりなかったこともあり、団七役での出演オファーに、「予想もしないところから飛び込んできたお話で、戸惑いしかない」と驚きつつ、「できない人に仕事は来ない」と、ひそかな自信ものぞかせた。公演に向け、上方の芝居に意欲的な幸四郎に教えを請うたという。 上方独特の味わいのある芝居に、自身はどう取り組むのか。彦三郎は、通称「泥場」と呼ばれる殺し場に触れ、「油照りと言われる、じりじりとしてベターッとした天候の中で殺しに行ってしまうのは、江戸の世話物にはない場面。あそこだけは表現したいと思っています。関西弁を意識すると音でのせりふになってしまうので、気持ちで芝居していきたい」と話した。

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