地球沸騰化時代 約4万6000年の眠りから目覚めた永久凍土の線虫、現代人への影響は?

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<ニュースの教科書>今年の夏は、日本でも世界でも観測史上最も暑くなりました。気象庁は「異常」と表現し、国連のグテーレス事務総長は「地球温暖化の時代は終わり、地球...

今年の夏は、日本でも世界でも観測史上最も暑くなりました。気象庁は「異常」と表現し、国連のグテーレス事務総長は「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警告しました。だれもが“沸騰”を体感する中、シベリアの永久凍土の中で約4万6000年眠っていた線虫が目覚め、動き出したという論文が発表され、世界を驚かせました。氷河や永久凍土は急速にとけており、未知のウイルスなどが現れる可能性を指摘する研究者も増えています。ちょっと怖い話ですが、どういうことなのか、専門家に聞いてみました。【線虫】 マンモスやサーベルタイガーと同じ時代に生きていた線虫が長い眠りから覚醒したという論文は、ロシアやドイツなどの研究チームが7月27日に、米オンライン科学誌プロス・ジェネティックスに発表しました。この線虫は、ロシア北東シベリアのコリマ川沿いで、地表から約40メートル下の永久凍土にあったネズミの巣穴の化石から採取。体長約1ミリで、水を加えて解凍したところ動き始め、その後100世代も増殖したそうです。遺伝子検査で新種と分かり「パナグロライムス・コリマエンシス」と命名されました。 その場所の植物性物質を分析すると、約4万6000年前から凍結していたことが確認されました。多細胞生物では、約2万4000年前のワムシの一種が蘇生した例などもありますが、今回が最長とみられるそうです。研究チームは「クリプトビオシスと呼ばれる代謝停止状態で、永久凍土で4万6000年間生き続けたことを示します」とし、厳しい環境にいかにして適応し復活したかを理解することで「細胞や組織の長期保存のための新しい方法を知ることができます」と研究の可能性を説明しています。線形動物門というグループに入る動物の総称です。地球の動物では個体数が一番多いとみられ、少なくとも1000万種いるともいわれますが、研究の歴史が浅く、分かっているのはまだ約2万5000種です。多くは1ミリ以下の大きさ。いろんな環境に適応できる仕組みを持っているので、海の中をはじめ、あらゆるところにいます。魚に寄生するアニサキス、ヒトの回虫、犬のフィラリアなど動物に寄生するもの(大きさは数センチのものも)や、植物に寄生するものもいます。ただ寄生虫は全体の25%で、4分の3は主に微生物を食べており、自由生活性といわれます。私たちも、米国のヒ素が充満しほとんど生物が生息していない湖で8種の線虫を発見しました。そのうちの1つは人間の500倍ものヒ素耐性を持っています。パナグロライムスというグループは寄生性ではありません。バクテリアなどを食べています。今回の線虫が、人に悪い影響を与えるとは思えません。人に寄生する線虫でパナグロライムスほど高い乾燥耐性の報告はありません。リスクはないとは言い切れませんが高くはないはずです。線虫や節足動物、クマムシなどの緩歩動物、ワムシなどの輪形動物の一部には、乾燥状態になると代謝を停止し休眠して生き残る能力を持つものがいます。クリプトビオシスやアンヒドロビオシスといいますが、カラカラの乾燥状態なのに水を与えると生き返る。氷の中でも十分可能だと思います。トレハロースという糖の蓄積が要因の1つとして知られています。生物は極端に乾燥し水分を失うと細胞が壊れて死んでしまいます。乾燥に強い生物は乾燥状態になっていく中で、細胞の中にトレハロースを蓄積します。そうすると水分がなくなっても、器官が壊れないよう保護することができるといわれています。今回のグループは乾燥耐性を持っていて、環境適応能力が高く、南極でも見つかっています。徐々に乾燥し、トレハロースを蓄積して、凍結された。そういう条件が整ったものが、永久凍土の中で休眠できたと考えられます。調べれば、もっといると思いますよ。今回発見されたパナグロライムスは、1頭で増える単為生殖です。モデル生物として有名なC・エレガンスという線虫は雌雄同体の有性生殖ですが、1頭が三百数十頭の子どもを産みます。パナグロライムスも、100倍くらいに個体数が増えることは妥当だと思います。論文は今回の線虫の仕組みは、C・エレガンスのダウアー幼虫という耐久型幼虫の、生存や代謝の仕組みと共通すると指摘しています。.

今年の夏は、日本でも世界でも観測史上最も暑くなりました。気象庁は「異常」と表現し、国連のグテーレス事務総長は「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警告しました。だれもが“沸騰”を体感する中、シベリアの永久凍土の中で約4万6000年眠っていた線虫が目覚め、動き出したという論文が発表され、世界を驚かせました。氷河や永久凍土は急速にとけており、未知のウイルスなどが現れる可能性を指摘する研究者も増えています。ちょっと怖い話ですが、どういうことなのか、専門家に聞いてみました。【線虫】 マンモスやサーベルタイガーと同じ時代に生きていた線虫が長い眠りから覚醒したという論文は、ロシアやドイツなどの研究チームが7月27日に、米オンライン科学誌プロス・ジェネティックスに発表しました。この線虫は、ロシア北東シベリアのコリマ川沿いで、地表から約40メートル下の永久凍土にあったネズミの巣穴の化石から採取。体長約1ミリで、水を加えて解凍したところ動き始め、その後100世代も増殖したそうです。遺伝子検査で新種と分かり「パナグロライムス・コリマエンシス」と命名されました。 その場所の植物性物質を分析すると、約4万6000年前から凍結していたことが確認されました。多細胞生物では、約2万4000年前のワムシの一種が蘇生した例などもありますが、今回が最長とみられるそうです。研究チームは「クリプトビオシスと呼ばれる代謝停止状態で、永久凍土で4万6000年間生き続けたことを示します」とし、厳しい環境にいかにして適応し復活したかを理解することで「細胞や組織の長期保存のための新しい方法を知ることができます」と研究の可能性を説明しています。線形動物門というグループに入る動物の総称です。地球の動物では個体数が一番多いとみられ、少なくとも1000万種いるともいわれますが、研究の歴史が浅く、分かっているのはまだ約2万5000種です。多くは1ミリ以下の大きさ。いろんな環境に適応できる仕組みを持っているので、海の中をはじめ、あらゆるところにいます。魚に寄生するアニサキス、ヒトの回虫、犬のフィラリアなど動物に寄生するもの(大きさは数センチのものも)や、植物に寄生するものもいます。ただ寄生虫は全体の25%で、4分の3は主に微生物を食べており、自由生活性といわれます。私たちも、米国のヒ素が充満しほとんど生物が生息していない湖で8種の線虫を発見しました。そのうちの1つは人間の500倍ものヒ素耐性を持っています。パナグロライムスというグループは寄生性ではありません。バクテリアなどを食べています。今回の線虫が、人に悪い影響を与えるとは思えません。人に寄生する線虫でパナグロライムスほど高い乾燥耐性の報告はありません。リスクはないとは言い切れませんが高くはないはずです。線虫や節足動物、クマムシなどの緩歩動物、ワムシなどの輪形動物の一部には、乾燥状態になると代謝を停止し休眠して生き残る能力を持つものがいます。クリプトビオシスやアンヒドロビオシスといいますが、カラカラの乾燥状態なのに水を与えると生き返る。氷の中でも十分可能だと思います。トレハロースという糖の蓄積が要因の1つとして知られています。生物は極端に乾燥し水分を失うと細胞が壊れて死んでしまいます。乾燥に強い生物は乾燥状態になっていく中で、細胞の中にトレハロースを蓄積します。そうすると水分がなくなっても、器官が壊れないよう保護することができるといわれています。今回のグループは乾燥耐性を持っていて、環境適応能力が高く、南極でも見つかっています。徐々に乾燥し、トレハロースを蓄積して、凍結された。そういう条件が整ったものが、永久凍土の中で休眠できたと考えられます。調べれば、もっといると思いますよ。今回発見されたパナグロライムスは、1頭で増える単為生殖です。モデル生物として有名なC・エレガンスという線虫は雌雄同体の有性生殖ですが、1頭が三百数十頭の子どもを産みます。パナグロライムスも、100倍くらいに個体数が増えることは妥当だと思います。論文は今回の線虫の仕組みは、C・エレガンスのダウアー幼虫という耐久型幼虫の、生存や代謝の仕組みと共通すると指摘しています。

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