今さらあらためて説明するまでもないが、トヨタ自動車のハイブリッド車が世界各国で支持を集めている。最新の決算情報である2025年3月期通期決算(2025年5月5日)によると、トヨタ・レクサスの電動車比率は前年同期で約9ポイント上回る46.2%に達し、連結販売台数で936.2万台中、474.8万台がxEVと呼ばれる電動車になる。
今さらあらためて説明するまでもないが、 トヨタ 自動車 のハイブリッド車が世界各国で支持を集めている。最新の決算情報である2025年3月期通期決算(2025年5月5日)によると、 トヨタ ・レクサスの電動車比率は前年同期で約9ポイント上回る46.2%に達し、連結販売台数で936.2万台中、474.8万台がxEVと呼ばれる電動車になる。ハイブリッド車であれば従来のICE(Internal Combustion Engine、内燃機関)のみのクルマと比べて単価の向上も期待でき、単なる値下げ競争やインセンティブの争いに巻き込まれにくくなる。ハイブリッドという付加価値があることで、 トヨタ の経営に大きく寄与している。クルマを骨格から変え、低フード化、低重心化を実現し、かっこいいデザイン、良好な視界確保、運動性能の向上など、お客様の感性に訴えるクルマとなるよう、次期プラットフォームを開発し、2015年に発売する新型車より順次導入する。まずは「走る」・「曲がる」・「止まる」に関わる基本部位の性能をレベルアップし、「もっといいクルマ」の実現をめざす。また、クルマの中核となるパワートレーンユニットについても、低重心・高性能なユニットを新開発し、順次搭載していく。TNGAの開発プロセスでは、まず中長期の商品ラインアップを確定し、それらに搭載するユニットやその配置、ドライビングポジションなどを トヨタ の「アーキテクチャー」として定める。そして、定められた「アーキテクチャー」に基づき、複数車種の同時開発を行う「グルーピング開発」により、部品・ユニットの共用化を進め、「もっといいクルマづくり」と開発の効率化を推進する。なお、部品・ユニットにより異なるが、TNGAの導入により、20~30%の開発効率向上をめざし、その結果として得られたリソーセスを、さらに「もっといいクルマづくり」に投入していく。調達部門では、「グルーピング開発」による部品・ユニットの共用化に対応し、複数の車種をまとめて、グローバルに、車種・地域・時間をまたいだ「まとめ発注」を実施し、さらなる競争力確保を進めていく。 トヨタ の開発者は、これらのエンジンやトランスミッションをGAエンジンやGAパワートレーンと呼ぶこともあり、 豊田章男 社長が掲げた「もっといいクルマづくり」の意思が込められているパワートレーンとして語られている。 現行プリウスは2.
0リッターモデルでWLTC燃費が31.5km/L、現行ヤリスは1.5リッターモデルでWLTC燃費が36.0km/L。スペックが大切である工業製品として世界トップクラスの性能を実現している。 これらの性能は、現経営陣によってさらに磨き上げられていくのは間違いないが(なんといっても「もっといいクルマづくり」には、ゴールが明確に示されていない)、会長になった豊田章男氏を取材していると、豊田会長自身は「もっといいクルマづくり」を次の高みに引き上げようとしているように見える。「走って、壊して、直す」を象徴するGRヤリスの開発。写真は開発時に豊田氏自らがステアリングを握り、横転してしまったGRヤリス。このような開発過程も明らかにしつつ、GRヤリスは進化している よく知られているように豊田章男会長は、「モリゾウ選手(MORIZO)」の名前でモータースポーツ活動を行なっている。その活動の原点はニュルブルクリンク24時間レースと、当時のトヨタのマスターテストドライバーである故・成瀬弘氏にあり、ニュルブルクリンクでのレース活動前には成瀬氏を偲んでドイツと日本の2本のさくらの木が植樹されている「さくら公園」(と、豊田章男会長は呼んでいる)で、祈りを捧げている。 2025年シーズンは、「トヨタのスポーツカーを取り戻したい」との思いから企画・開発を行なってきた「GRヤリス」でニュルブルクリンク24時間レースに参戦予定で、豊田章男会長自身もモリゾウとしてステアリングを握り、日本でのスーパー耐久レース参加と同様にGRヤリスを鍛え上げていく。 これはトヨタとしては従来アプローチできなかった高所得者層(なんといってもモータースポーツチームを経営している)にリーチできていることになり、トヨタが価値あるクルマを作るメーカーへ進化していくきっかけになっているように見える。 GT3車両を販売しているメーカーは、ポルシェやフェラーリ、BMW、メルセデスなどきら星のごときスポーツカーメーカーであり、トヨタは豊田章男会長が立ち上げたGRブランドによって、その領域に到達しようとしている。 豊田章男会長がもう一つ進めているのが「群戦略」。これはブランドをシンプルにすることで、より消費者に製品を分かりやすくするものだ。一時期トヨタは、世界の各地域で同じプラットフォームでありながら異なる名前での商品展開を進めていた。 分かりやすい例を挙げれば欧州をターゲットにした世界戦略車「オーリス」がその代表で、カローラをベースに欧州生産車として登場し、後期はハッチバックスポーツとして人気を博した。ただ、人気はあったものの、カローラの若返りを図る中でキャラクターがかぶる部分が出たためか、カローラ スポーツへと吸収され、オーリスという車種はなくなってしまった。 カローラは、カローラ セダン、カローラ ツーリング、カローラ スポーツ、そしてカローラ クロスとワールドワイドに群で構成。日本ではスーパー耐久に水素GRカローラが参戦することで、高いスポーツイメージも定着。GRカローラはGRヤリスのお兄さんとして、リアの居住性を求めるユーザーに支持され、カローラ クロスは日本はもとよりアジアでも高い人気を誇っている。 オーリスがユーザーへの高い訴求効果を狙うために「シャア専用オーリス」「シャア専用オーリスII」と先鋭化していったのに対して、カローラ スポーツ、そしてGRカローラと懐の広い形でユーザーへの訴求を図ることができている。さらにGRカローラは、北米でのラリー開催を見すえてラリー2車両のコンセプトも発表しており、モータースポーツという世界的に理解される場に対してブランド訴求を図っている。 これが別々の車種だった場合、それぞれに販売戦略を計画していく必要があるが、ある意味トヨタの最強ブランドである「クラウン」を軸に販売戦略を計画することができ、前者と後者では大きな差があるのは容易に想像できるところだ。 ベーシックな部分を支えるトヨタブランドは、信頼性の高いクルマをアフォーダブルな価格で購入できるブランドとして多くの人に訴求されている。その上に構築されているGRブランドはワクワクやドキドキといった挑戦する心を表わすブランドとして定着しつつあるように見える。もちろん、レクサスは高級車としての静粛性を第一に、電動化や知能化といったインテリジェンスなブランドへと昇華していくのだろう。
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