高校ラグビーの名門、伏見工を前身とする京都工学院に、頼もしいOBが帰ってきた。元日本代表で22キャップを持つ内田啓介さんが教員として着任し、4月からコーチ生活をスタート。大型SHとして活躍した33歳の新任教師は、トレードマークだった口元のひげを少し薄くして「この子たちを日本一にしたい」と目を輝かせている。(時事通信大阪支社編集部 伊藤晋一郎)
もちろん、SHへの指導はさらに熱を帯びる。全体練習後、期待する部員一人に防御の背後を突くキックを個別指導。すっかり暗くなった空の下、照明を頼りに何度もボールを蹴らせた。「ポテンシャルは高い。何とか高校日本代表に入れたい」と言う。中学時代から教師を志してきた。伏見工から進学した筑波大では在学中に日本代表に選ばれながらも、卒業後すぐに教師になるつもりだった。だが、日本代表キャップ79のCTBで、当時はU―20(20歳以下)代表ヘッドコーチを務めていた元木由記雄さんに「選手はいつでもやめられるが、チャンスは今しかない。続けた方がいい」と諭されたことで教師への思いをいったん封印。トップリーグのパナソニック(現リーグワンの埼玉)に加入し、厳しい環境で必死にラグビーに打ち込んだ。 現役生活は日本代表が急速に力をつけていた時期と重なるが、ワールドカップ(W杯)の大舞台は遠かった。2015年イングランド大会はバックアップメンバーにとどまり、南アフリカ撃破に加われなかった。「最後」と決めて選考レースに臨んでいた日本開催の19年大会でも選ばれず、代表争いには区切りを付けた。 この時期からセカンドキャリアを強く意識し始め、教師への転身に向けた準備に入る。コロナ禍でラグビーができなかった頃に大学の通信制で学び、22年に保健体育の教員免許を取得。24年に現役を引退し、教員採用試験に合格した。広報を務めていた埼玉を今年3月に退団し、満を持して母校に戻ってきた。.
もちろん、SHへの指導はさらに熱を帯びる。全体練習後、期待する部員一人に防御の背後を突くキックを個別指導。すっかり暗くなった空の下、照明を頼りに何度もボールを蹴らせた。「ポテンシャルは高い。何とか高校日本代表に入れたい」と言う。中学時代から教師を志してきた。伏見工から進学した筑波大では在学中に日本代表に選ばれながらも、卒業後すぐに教師になるつもりだった。だが、日本代表キャップ79のCTBで、当時はU―20(20歳以下)代表ヘッドコーチを務めていた元木由記雄さんに「選手はいつでもやめられるが、チャンスは今しかない。続けた方がいい」と諭されたことで教師への思いをいったん封印。トップリーグのパナソニック(現リーグワンの埼玉)に加入し、厳しい環境で必死にラグビーに打ち込んだ。 現役生活は日本代表が急速に力をつけていた時期と重なるが、ワールドカップ(W杯)の大舞台は遠かった。2015年イングランド大会はバックアップメンバーにとどまり、南アフリカ撃破に加われなかった。「最後」と決めて選考レースに臨んでいた日本開催の19年大会でも選ばれず、代表争いには区切りを付けた。 この時期からセカンドキャリアを強く意識し始め、教師への転身に向けた準備に入る。コロナ禍でラグビーができなかった頃に大学の通信制で学び、22年に保健体育の教員免許を取得。24年に現役を引退し、教員採用試験に合格した。広報を務めていた埼玉を今年3月に退団し、満を持して母校に戻ってきた。
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