ファンレスで薄軽を実現した新「Surface Pro」はお買い得か?

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ファンレスで薄軽を実現した新「Surface Pro」はお買い得か?
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日本マイクロソフトは、6月10日から「Surface Pro, 12 インチ」(以下Surface Pro 12型)を発売する。この新しいSurface Pro 12型は、昨年(2024年)発売されたSnapdragon X Eliteを搭載した「Surface Pro(11th Edition)」の廉価版という位置づけだ。

Surface Pro 12型の最大の特徴は、メモリ16GB、ストレージが256GBないしは512GBと、“普通のPC”のスペックになったことだ。従来の Surface の廉価版といえばメモリが4GBないしは8GBで、16GBを搭載したモデルがなかった。確かにその分廉価だったが、Windows PCとして実用かと問われれば「いいえ」としか言いようがなかった。しかし、今回の Surface Pro 12型はクリアしているのがうれしいポイントだ。 ストレージはUFS接続になる。一般的なノートPCでは、SSDは物理的にはPCI Express、そしてプロトコルとしてはNVM Expressで接続されている。それに対してUFSはスマートフォンやタブレット向けに定義されたインターフェイスだ。ただし、NVMeのSSDに比べるとピーク性能は劣るものの、ハイエンドスマートフォンなどにも採用されていることで、近年は性能も上がってきており、後述のベンチマーク結果を見る限り、普通の使える速度は実現されている。 なお、 Surface Pro 13型は、ストレージ部分に蓋がついており、その蓋を外してトルクスネジを外すだけで交換することができた。それに対して、 Surface Pro 12型はもともとオンボードで搭載される前提のUFSであることもあって、交換できない。ディスプレイは2,196×1,464ドットの液晶。リフレッシュレートは90Hzと60Hzと切り替えられる。なお、動的リフレッシュレートには対応していないため、90Hzと60Hzの切り替えは手動だ。また、オプションで販売されている Surface Slim Pen 2に対応しており、触覚信号機能にも対応している。ペンの充電は本体の裏側に用意されているマグネット式の充電ポートで行なうことが可能で、ペンをマグネットで吸着させて充電できる。また、 Surface Pro 13型ではサファイア、デューン、ブラック、プラチナの4色展開だったが、 Surface Pro 12型ではプラチナという標準色に加えて、オーシャングリーンとバイオレットという緑と紫という3色展開になっている。今回はバイオレットを評価したが、かつてのソニー時代のVAIO 505を彷彿とさせるメージで、印象的な意匠だと感じた。 Surface Pro 12型に採用されているSoCは、スペック上「Snapdragon X Plus 8-core」となっており、これはSnapdragon Xシリーズの廉価版SoCに該当する。Snapdragon X Plus 8-coreは、もともとCPUが8コア、GPUも演算コア数などを絞ったAdreno X1-45になっており、上位版のSnapdragon X Eliteに比べてCPU性能もGPU性能も抑えめになっている。なお、Snapdragon X Plus 8-coreにはX1P-46-100とX1P-42-100という2つのSKUが存在しているが、 Surface Pro 12型のスペック表にはSnapdragon X Plus 8-coreとだけ書かれていて、どちらのSKUなのかが書かれていない。上の写真は昨年のIFAでSnapdragon X Plus 8-coreが発表された時にCinebench 2024を実行した時の写真だが、X1P-42-100とCPUのIDに書かれていることが分かる。 それに対して今回の Surface Pro 12型で同じようにCinebench 2024を実行すると「Snapdragon X Plus」とだけ表示され、SKU名は表示されなかった。つまり、このSnapdragon X Plus 8-coreは、X1P-46-100とX1P-42-100のどちらでもなく、 Surface 用の特別バージョンである可能性が高い。ただし、残念ながら“何がスペシャルなのか”は公表されていないので、推測するしかない。 1つ言えることは、このSnapdragon X Plus 8-coreは、X1P-46-100がCinebench 2024のマルチスレッドで700を超えるスコアを出すのに対して、本機は400台とあまり高くないスコアだということだ。つまり、性能を抑えて低価格にした製品だと考えることができるだろう。 しかも、今回の Surface Pro 12の熱設計はパッシブ、つまりはファンレス設計になっており、ファンをぶん回して冷却することができない。筐体全体に熱を拡散して放熱する形になっているため、その分性能も控えめになっている。 そうした性能を抑えるような設計になっているため、バッテリ容量も Surface Pro 13型に比べて少なくなっている。 Surface Pro 13型が53Whないしは48Whであるのに対して、 Surface Pro 12型は37.

4Whになっている。ただ、こうしたファンレス設計、そして小型のバッテリを採用することで、Surface Pro 13型よりも薄く軽くなっているWindows OSが動くPCとしては薄型軽量の686g/7.8mmを実現している。Surface Pro 12型のキーボードは、Surface Pro X/8/9/10/11とは底面積が違っており、Surface Pro X/8/9/10/11用として販売されてきたSurface Proキーボードは利用することができない。このため、全く新しいキーボード「Surface Pro 12 インチ Keyboard」がオプションとして用意されている。Surface Pro 13型用のキーボードとの最大の違いは、ヒンジ部分が折れ曲がってキーボードがチルトするかどうかだ。Surface Pro 13型用のキーボードは、ヒンジ部分折れ曲がってマグネットで本体に吸着することで、キーボードに角度がついて入力しやすいようになっている。入力のしやすさという意味ではうれしい仕様だが、その反面、入力時にややグラグラする感じが生じるのは否めない。そのため、あえて机にペタッとつけて使っている人もいるぐらいだ。今回のSurface Pro 12型の新しいキーボードは、最初から机面にペタッとつく形になっているため、安定性は高い。ただ、キーボードに角度がついていた方がいい人には物足りないだろう。角度がつくキーボードがいい人はSurface Pro 13を選択するのがいい。キーボードはオプションで、Surface Slim Pen 2付属で4万4,800円、キーボードだけで2万7,280円というマイクロソフトストアでの価格が明らかにされている。Surface Pro 12型のユニークな仕様としては、USB ACアダプタが付属しなくなったことが挙げられる。 最近のPCは、USB PDに対応したACアダプタを使用するのが一般的だ。これまでのSurfaceシリーズは、Surface Connect端子という、Surface独自の端子が用意されており、そのSurface Connect端子用のACアダプタが付属する形になっていた。しかし、そうした製品でも同時にUSB TypeCではUSB PDをサポートしており、ユーザーによってはSurface Connect端子のACアダプタは箱の中にしまったままで、ほかのPCやスマートフォンと共用できるUSB PDのACアダプタで使っているという例も多かったと考えられる。 特に最近サードパーティから販売されているUSB PDのACアダプタはどんどん小型化されており、そうした小型のUSB PDのACアダプタを持って歩くため、標準添付のACアダプタは使われずじまいだ。つまり、ACアダプタをバンドルする意味があるのかという疑問が出てきているわけだ。 今回Surface Pro 12型がACアダプタをバンドルしなくなったことは、先駆的な取り組みとして評価していいだろう。環境への配慮という意味でも、コストの削減という意味でも、ほかのメーカーもぜひ追随して欲しいところだ。もちろん、それでもやっぱり純正のACアダプタがないと安心できないというユーザーもいるだろう。その場合には、オプションとして用意されている「Surface 45W USB-C 充電器」が用意されており、必要に応じてそちらを入手すれば良い。なお、このSurface Pro 12型には、Surface Connect端子は用意されていない。そのため、Surface Connectのドッキングステーションなどは利用できない。必要に応じて汎用のUSB Type-Cドッキングステーションを利用したり、Microsoft純正が希望であれば「Surface Thunderbolt 4 Dock」などを利用することになる。それではベンチマークプログラムを利用して、上位版となるSurface Pro 13型との性能の違いを見ていこう。Surface Pro 13型は、ZID-00011のSKU名を持つSnapdragon X Elite/32GB/1TB/OLEDのモデルとなる。Surface Pro 12は、EP2-27747のSKU名を持つ、Snapdragon X Plus 8-core/16GB/512GB/LCDのモデルとなる。CPUの性能を見るCinebench 2024では、マルチレッドでは約47%、シングルスレッドでは約11%低い性能ということになった。これはCPUのコアが4つ減らされ、かつファンレス設計になっていることで予想された通りで、廉価版の性能としては想定の範囲内というところだろうか。 ただし、これでも、数年前のPCに比べたら十分高い性能で、昨年のTDP 15W製品でのハイエンドになるCore Ultra 7 165Uが469だったことを考えれば、普通にWindows 11を使うには十分な性能だと言って良い。【グラフ3】CrystalDiskMark 8.0.6 Arm版 最後にディスク性能だが、ランダムの書き込みがやや遅いことは気になるが、リードに関してはシーケンシャルもランダムも同じ程度から8割ぐらいの性能で、やはり一般的なWindowsの使い方なら十分な性能を有していると言える。もちろん、ハイエンド製品になるSurface Pro 13型が速いのは明確で、性能を重視するならそちらを購入するのがいいだろう。最後に価格について考えていきたい。上位版のSurface Pro 13型と今回のSurface Pro 12型を、同じメモリ/ストレージ容量で比較した場合、次のようになっていることが分かる。

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