米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、今週の利下げに反対した理由を、インフレと労働市場に関する追加データを待つためと説明。企業や消費者の物価上昇への懸念、労働市場の安定性などを考慮し、来年の大幅な利下げの可能性に楽観的な見方を示しつつ、慎重な姿勢を示した。
- 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は12日、今週の 利下げ に反対した理由について、企業や消費者が依然物価上昇に強い懸念を示していることから、 インフレ と 労働市場 の状況に関する追加データを待つべきと感じたためと説明した。「われわれはもっと多くのデータ、特に インフレ に関するデータを得るのを待つべきだった」と指摘。「新年になってからこの問題を取り上げるのであれば、追加的なリスクはそれほど大きくなく、一時得られなかった経済データの更新というメリットもあった」と語った。 「 インフレ 率が4年半にわたって目標を上回り、一段の改善が数カ月間停滞していること、そして最近管轄地区で話をしたほぼ全ての企業関係者や消費者が物価を主な懸念事項と挙げたことを考えると、より多くの情報を待つことが慎重な方法だっただろう」と述べた。 また「 労働市場 が急速に悪化していることを示す材料はほとんどなく、措置を講じる前に来年初めのデータを待つことができなかったとは言えない」とし、今後発表されるデータで インフレ 率が2%の目標に戻っていることが示されれば、来年金利が「大幅に」引き下げられる可能性に依然「楽観的」だと語った。「参加者の政策金利見通し(ドットチャート)に関して、私は最も楽観的なメンバーの一人だ」と説明。政策金利予想の中央値で26年の 利下げ が0.25%ポイント1回のみと示される中、自身はこれよりも金利は低い水準になると想定しているとし、「私はただ、 利下げ を前倒しすることに不安を感じているだけだ」と述べた。また、雇用市場の指標はかなり安定していると言及。 労働市場 が採用も解雇も少ない「低採用・低解雇」の状態にあることは、景気循環の悪化を示唆するものではないと述べた。 FRBは9─10日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの 利下げ を決定。グールズビー総裁はカンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁とともに金利据え置きを主張し、 利下げ に反対票を投じた。.
- 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は12日、今週の利下げに反対した理由について、企業や消費者が依然物価上昇に強い懸念を示していることから、インフレと労働市場の状況に関する追加データを待つべきと感じたためと説明した。「われわれはもっと多くのデータ、特にインフレに関するデータを得るのを待つべきだった」と指摘。「新年になってからこの問題を取り上げるのであれば、追加的なリスクはそれほど大きくなく、一時得られなかった経済データの更新というメリットもあった」と語った。 「インフレ率が4年半にわたって目標を上回り、一段の改善が数カ月間停滞していること、そして最近管轄地区で話をしたほぼ全ての企業関係者や消費者が物価を主な懸念事項と挙げたことを考えると、より多くの情報を待つことが慎重な方法だっただろう」と述べた。 また「労働市場が急速に悪化していることを示す材料はほとんどなく、措置を講じる前に来年初めのデータを待つことができなかったとは言えない」とし、今後発表されるデータでインフレ率が2%の目標に戻っていることが示されれば、来年金利が「大幅に」引き下げられる可能性に依然「楽観的」だと語った。「参加者の政策金利見通し(ドットチャート)に関して、私は最も楽観的なメンバーの一人だ」と説明。政策金利予想の中央値で26年の利下げが0.25%ポイント1回のみと示される中、自身はこれよりも金利は低い水準になると想定しているとし、「私はただ、利下げを前倒しすることに不安を感じているだけだ」と述べた。また、雇用市場の指標はかなり安定していると言及。労働市場が採用も解雇も少ない「低採用・低解雇」の状態にあることは、景気循環の悪化を示唆するものではないと述べた。 FRBは9─10日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利下げを決定。グールズビー総裁はカンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁とともに金利据え置きを主張し、利下げに反対票を投じた。
