【成功の秘密は「内輪向け」】 (1)星野源 さんのチケットは3万枚突破 (2)マヂカルラブリー も大好評 (3)成功の秘密は「内輪向け」 人気ラジオ番組「オールナイトニッポン」のイベント展開が大成功を収めた理由とは?[日経エンタ掲載記事]
またコロナ禍の影響を受け、リアルな場でのイベントが難しくなったことから、配信にも注力。21年1月に行われた佐久間宣行の配信限定イベントは約1万7000枚、同年9月の星野源のイベントは約3万枚のチケットが売れた。 イベントの構成自体も大きくシフトチェンジした。「以前は、番組単体イベントでも、集客力のあるアーティストなどをゲストに呼んでイベントを成立させようという発想だったのですが、今、『ANN』のイベントは、番組ゆかりの人だけで構成するという、番組リスナーに寄せた作りが主流です」。 マヂカルラブリーとCreepy Nutsのイベントも、まさにリスナーに向けた構成だった。まず両日とも、ニッポン放送のスタジオを模したラジオ風のセットをステージ上に設置。各番組の人気コーナーに寄せられた投稿を、ラジオさながらに読み上げていく。有名ハガキ職人の投稿が採用され、ラジオネームが読み上げられただけで会場からどよめきが起きた。 ラジオの放送と違うのは、ステージ中央に設置されたスクリーンに投稿内容をテキスト化して表示したり、関連映像を流したりと、視覚的にも楽しませる点だ。また、マヂカルラブリーのイベントでは、番組の人気コーナー「エール! 心のボディビル」で本物のボディビルダーが登場し、投稿を読み上げるたびにポージングを披露。Creepy Nutsのほうでも、番組の人気コーナー「GAL OF THE DEAD」にてゾンビメークをしたギャルを出現させて会場を沸かせた。 「大会場なので、せっかくなら普段できないことを大々的にやろうと考えてしまうのですが、それをやってもあまり喜んでもらえない。そういうのは、他のイベントで見られるからいらないと(笑)。普段のラジオ番組に、エンタテインメント要素を加えて、より濃くしたほうが喜んでいただけるんです。イベントグッズの制作も考え方は同じですね。22年10月29日の佐久間(宣行)さんのイベントでは、『チュロス型ペンライト』を販売したんですが、これは21年11月のイベントで盛り上がった『チュロス上げゲーム』をグッズにしたんです。番組を知らないと、一体何なんだっていう話ですよね(笑)」 テレビと比べると、コアなファンが多いラジオだが、「ANN」のイベントはそのなかでもより濃いファンに向けた場となっていると言える。「昔から番組作りの基本として、『内輪に寄りすぎるな』と言われてきましたが、今のラジオでは内輪を大事することが重要ではないかと思っています。放送やイベントを通じて濃いファンになっていただければと取り組んでいます」。一方で、内輪向けだけではなく、新規リスナーの獲得を意識した取り組みにも力を注ぐ。その1つが、3月20日と27日に実施した『あの夜を覚えてる』だ。これは、ニッポン放送の実際の社屋を舞台として利用し、生配信した演劇ドラマ。千葉雄大が「ANN」のパーソナリティー役、高橋ひかるがAD役を演じ、総合演出を佐久間宣行、プロデューサーを石井氏が務めた。オンラインチケットは2万4000枚も売れ、6月には上映会も開催、12月にはBlu-Rayが発売になるほどの反響があり、大成功に終わった。「先に挙げたイベントは従来のファンの皆さんには喜んでいただけますが、ラジオファンのすそ野を広げることにはなかなかつながらない。新しい接点が必要だと考えていたところに、劇団ノーミーツさんから『ANNと組んだ配信の演劇をやりたい』という提案をいただいたんです。2万4000枚ものチケットが売れ、演劇好きな方、主演の千葉雄大さんと高橋ひかるさんのファンの方など、従来のリスナーさん以外にも届いた実感があります。マヂカルラブリーのオールナイトニッポンZEROⅡ’ ~でっかいフォーラムでーす~ 開催発表後から、マヂラブの2人はどのような企画を行うかをリスナーとともに番組内で考えてきた。オープニングに採用されたのは、アイデアの1つとして挙がっていた「マグロ解体ショー」。会場にいるのは経緯を知る人ばかりのため、マグロが映っただけで大きな笑い声が起こった。このほかにも、2人がピラフの大食い対決をする「真のギンはどっちだ!ピラフ大食い選手権!」などリスナーと考えたコーナーが多数実施された。また、これまでの番組の歴史を年表とともに振り返るトークや、客席のリスナーと野田クリスタルが『野田ゲーWORLD』で対決するコーナーなど、番組そしてマヂラブらしさにあふれた企画が続き、終始、笑いに包まれたイベントとなった。.
またコロナ禍の影響を受け、リアルな場でのイベントが難しくなったことから、配信にも注力。21年1月に行われた佐久間宣行の配信限定イベントは約1万7000枚、同年9月の星野源のイベントは約3万枚のチケットが売れた。 イベントの構成自体も大きくシフトチェンジした。「以前は、番組単体イベントでも、集客力のあるアーティストなどをゲストに呼んでイベントを成立させようという発想だったのですが、今、『ANN』のイベントは、番組ゆかりの人だけで構成するという、番組リスナーに寄せた作りが主流です」。 マヂカルラブリーとCreepy Nutsのイベントも、まさにリスナーに向けた構成だった。まず両日とも、ニッポン放送のスタジオを模したラジオ風のセットをステージ上に設置。各番組の人気コーナーに寄せられた投稿を、ラジオさながらに読み上げていく。有名ハガキ職人の投稿が採用され、ラジオネームが読み上げられただけで会場からどよめきが起きた。 ラジオの放送と違うのは、ステージ中央に設置されたスクリーンに投稿内容をテキスト化して表示したり、関連映像を流したりと、視覚的にも楽しませる点だ。また、マヂカルラブリーのイベントでは、番組の人気コーナー「エール! 心のボディビル」で本物のボディビルダーが登場し、投稿を読み上げるたびにポージングを披露。Creepy Nutsのほうでも、番組の人気コーナー「GAL OF THE DEAD」にてゾンビメークをしたギャルを出現させて会場を沸かせた。 「大会場なので、せっかくなら普段できないことを大々的にやろうと考えてしまうのですが、それをやってもあまり喜んでもらえない。そういうのは、他のイベントで見られるからいらないと(笑)。普段のラジオ番組に、エンタテインメント要素を加えて、より濃くしたほうが喜んでいただけるんです。イベントグッズの制作も考え方は同じですね。22年10月29日の佐久間(宣行)さんのイベントでは、『チュロス型ペンライト』を販売したんですが、これは21年11月のイベントで盛り上がった『チュロス上げゲーム』をグッズにしたんです。番組を知らないと、一体何なんだっていう話ですよね(笑)」 テレビと比べると、コアなファンが多いラジオだが、「ANN」のイベントはそのなかでもより濃いファンに向けた場となっていると言える。「昔から番組作りの基本として、『内輪に寄りすぎるな』と言われてきましたが、今のラジオでは内輪を大事することが重要ではないかと思っています。放送やイベントを通じて濃いファンになっていただければと取り組んでいます」。一方で、内輪向けだけではなく、新規リスナーの獲得を意識した取り組みにも力を注ぐ。その1つが、3月20日と27日に実施した『あの夜を覚えてる』だ。これは、ニッポン放送の実際の社屋を舞台として利用し、生配信した演劇ドラマ。千葉雄大が「ANN」のパーソナリティー役、高橋ひかるがAD役を演じ、総合演出を佐久間宣行、プロデューサーを石井氏が務めた。オンラインチケットは2万4000枚も売れ、6月には上映会も開催、12月にはBlu-Rayが発売になるほどの反響があり、大成功に終わった。「先に挙げたイベントは従来のファンの皆さんには喜んでいただけますが、ラジオファンのすそ野を広げることにはなかなかつながらない。新しい接点が必要だと考えていたところに、劇団ノーミーツさんから『ANNと組んだ配信の演劇をやりたい』という提案をいただいたんです。2万4000枚ものチケットが売れ、演劇好きな方、主演の千葉雄大さんと高橋ひかるさんのファンの方など、従来のリスナーさん以外にも届いた実感があります。マヂカルラブリーのオールナイトニッポンZEROⅡ’ ~でっかいフォーラムでーす~ 開催発表後から、マヂラブの2人はどのような企画を行うかをリスナーとともに番組内で考えてきた。オープニングに採用されたのは、アイデアの1つとして挙がっていた「マグロ解体ショー」。会場にいるのは経緯を知る人ばかりのため、マグロが映っただけで大きな笑い声が起こった。このほかにも、2人がピラフの大食い対決をする「真のギンはどっちだ!ピラフ大食い選手権!」などリスナーと考えたコーナーが多数実施された。また、これまでの番組の歴史を年表とともに振り返るトークや、客席のリスナーと野田クリスタルが『野田ゲーWORLD』で対決するコーナーなど、番組そしてマヂラブらしさにあふれた企画が続き、終始、笑いに包まれたイベントとなった。
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