米国発の「人間のための犬用ベッド」ブランド「プラフル」の共同創業者、ユキ・キノシタ氏とノア・シルバーマン氏は、2022年に米国の人気リアリティー番組「シャーク・タンク」で試作品を披露した。出演時、ふっくらとした肌触りの低反発ベッドを中国で製造し、米国の小売店で299ドルで販売することを想定していた。
両氏のように、中国からの輸入品に高関税を支払うか、国内で生産して大幅なコスト増を引き受けるかの選択を迫られている米中小メーカー経営者は数万人いる。たとえコスト増を覚悟して米国内での生産を選んでも、別の現実に直面する。消費者向けの価格を設定するのは小売業者であり、関税に直面しても価格を変えようとはしない。キノシタ氏は「(梱包する)箱を小さくすることで輸送効率を上げたり、私たちのマージンをいくらか削ったりといったさまざまな方法でコストを吸収している」と説明した。中西部ウィスコンシン州で健康的でストレスを軽減する炭酸飲料を製造するモーメント社の創業者、アイシャ・チョッタニ最高経営責任者(CEO)も関税の影響で食料品店での商品販売が脅かされていることに気づいた。同氏もシャーク・タンクに出演したことがある。チョッタニCEOが0.04ドルを価格に転嫁しようとしたところ、テキサス州とニューメキシコ州にある約30店舗でモーメント社の「ストロベリーローズ」飲料(3.
99ドル)を取り扱うアルバートソンズ社の反応は迅速だった。一切の値上げを拒否し、価格を据え置くか、さもなければ取引をやめるかの選択を求めてきたのだ。2月にはスーパーのスプラウツ・ファーマーズ・マーケットも全米の店舗でモーメントの飲料の取り扱いを始めたが、モーメントは缶の値上がり分を価格に転嫁出来なかった。チョッタニ氏は「ベトナムや他の場所の工場に生産を移す時間がなかった」と話す。 チョッタニ氏は今のところ、コストが上がっても卸売価格を据え置いている。同氏は投資家から追加資金を調達するとともに、コスト削減を図っているが「たとえ短期間であっても、価格が20%も上がればキャッシュは一気に枯渇するだろう」と嘆いた。米国での輸出入記録や出荷明細書のデータを調査しているインポート・ジーニアスによると、バガブーは米国で1500ドル程度で販売している人気ベビーカー「フォックス5」を含めて米国に輸入するベビーカーやチャイルドシートのうち97%を中国・アモイの工場で製造している。 だが、トランプ氏の関税強化を受けてバガブーは戦略の見直しを始めた。同社は地域的な生産の柔軟性を確保するためにアジアの他の国々に生産拠点を移すか、米国に移転することを検討し始めたが、いずれにしても数年先のことになる。 バガブーがアモイに工場を設立するのには数年を要した。米国で同様の体制を構築するには同じだけの時間がかかるだろう。北米担当最高商業責任者(CCO)のジャネル・テベス氏は「今始めたとしても、事業の立ち上げには数年はかかるだろう」と話す。同時にバガブーは関税引き上げ分の一部を顧客に転嫁することを決め、5月20日に赤ちゃん向けの背の高いいすやベビーサークル、フォックス5の新モデルを含めた一部製品を50―300ドル値上げした。
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