「Zoom疲れ」の正体は通信品質じゃなかった。ソニー発カーブアウトの『窓』がつなぐ“心”の距離感 (1/2)

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「Zoom疲れ」の正体は通信品質じゃなかった。ソニー発カーブアウトの『窓』がつなぐ“心”の距離感 (1/2)
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「話せてはいるが、会った気がしない」──そんなオンライン会議の“違和感”に挑むのが、ソニー発カーブアウトのMUSVIが開発したテレプレゼンス『窓』。視線や音、空間の“ズレ”を抑える設計で、リアルな臨場感を再現する。

オンライン会議で、「なんとなく話が噛み合わない」と感じたことはないだろうか。言いたいことは伝えた。相手もうなずいていた。出社するほどでもないし、移動もしなくていい。効率はいいのに、なぜか疲れる。そんな“Zoom疲れ”を感じている人も少なくないだろう。同社が開発したのは、どこでもドア、ならぬ“どこでも窓”。大型ディスプレー越しに人が立つと、まるで“相手がすぐそこにいる”ような感覚が生まれる。一見すると、ただの高精細モニターに見えるが、その中身は“話す”ではなく“会う”ための徹底的なこだわりのかたまりだ。 その臨場感を支えるのは、相手と“同じ空間にいる”と感じられるよう設計された、ディスプレー、カメラ、音響の配置や、視線のズレを極力減らすための筐体構造。VRのような没入型でも、プロジェクターのような演出型でもなく、“違和感なくそこにいる”と感じられる自然さを徹底的に追求している。その技術の背景と、MUSVIが目指す“会う”という体験について、MUSVI株式会社代表の阪井祐介氏に聞いた。阪井氏が違和感を覚えたのは、音声も映像もつながっているのに、“存在が伝わらない”ということ。“話せている”のに、なぜ“会えていない”と感じるのか。そこに、ビデオ会議が抱える本質的な課題がある。 「普通に話していても、視線のズレとか、うなずくタイミングが合ってないとか。例えば、誰かがふっと笑ったときに、同時に笑い合えることってすごく大事なことなんですよ。でもそれがずれると『あれ?』ってなって、笑えなかったりするんです」(阪井氏) オンラインでの会話が「なんとなく気まずい」「なんか疲れる」と感じる理由は、このような“感情のズレ”や“同期の失敗”にある、と阪井氏は分析する。MUSVIが目指すのは、効率的な会話ではなく、“ちゃんと会えている”状態を届けることだ。VRやプロジェクター、さらにはメタバースなど、仮想空間での臨場感を追求する技術が急速に進化している。MUSVIが重視するのは、そうした“没入感”ではなく、「違和感のなさ」だ。 「VRは、臨場感を出すための手段としては面白い技術ですが、VRゴーグルをかけると、視覚だけが過剰に刺激されて、他の感覚とのバランスが崩れます。僕は10秒で酔っちゃう(笑)。お年寄りや子どもが継続的に使うのは難しいと思います」 近年では、目を覆わずに複数人で視聴できるプロジェクター型のVRソリューションも登場しているが、明るい場所では映像が見えづらく、光が直接目に入って疲れやすい。そこで、MUSVIが選択したのは、ヘッドセットもプロジェクターも使わない「大型ディスプレー」という一見シンプルな手法だ。.

オンライン会議で、「なんとなく話が噛み合わない」と感じたことはないだろうか。言いたいことは伝えた。相手もうなずいていた。出社するほどでもないし、移動もしなくていい。効率はいいのに、なぜか疲れる。そんな“Zoom疲れ”を感じている人も少なくないだろう。同社が開発したのは、どこでもドア、ならぬ“どこでも窓”。大型ディスプレー越しに人が立つと、まるで“相手がすぐそこにいる”ような感覚が生まれる。一見すると、ただの高精細モニターに見えるが、その中身は“話す”ではなく“会う”ための徹底的なこだわりのかたまりだ。 その臨場感を支えるのは、相手と“同じ空間にいる”と感じられるよう設計された、ディスプレー、カメラ、音響の配置や、視線のズレを極力減らすための筐体構造。VRのような没入型でも、プロジェクターのような演出型でもなく、“違和感なくそこにいる”と感じられる自然さを徹底的に追求している。その技術の背景と、MUSVIが目指す“会う”という体験について、MUSVI株式会社代表の阪井祐介氏に聞いた。阪井氏が違和感を覚えたのは、音声も映像もつながっているのに、“存在が伝わらない”ということ。“話せている”のに、なぜ“会えていない”と感じるのか。そこに、ビデオ会議が抱える本質的な課題がある。 「普通に話していても、視線のズレとか、うなずくタイミングが合ってないとか。例えば、誰かがふっと笑ったときに、同時に笑い合えることってすごく大事なことなんですよ。でもそれがずれると『あれ?』ってなって、笑えなかったりするんです」(阪井氏) オンラインでの会話が「なんとなく気まずい」「なんか疲れる」と感じる理由は、このような“感情のズレ”や“同期の失敗”にある、と阪井氏は分析する。MUSVIが目指すのは、効率的な会話ではなく、“ちゃんと会えている”状態を届けることだ。VRやプロジェクター、さらにはメタバースなど、仮想空間での臨場感を追求する技術が急速に進化している。MUSVIが重視するのは、そうした“没入感”ではなく、「違和感のなさ」だ。 「VRは、臨場感を出すための手段としては面白い技術ですが、VRゴーグルをかけると、視覚だけが過剰に刺激されて、他の感覚とのバランスが崩れます。僕は10秒で酔っちゃう(笑)。お年寄りや子どもが継続的に使うのは難しいと思います」 近年では、目を覆わずに複数人で視聴できるプロジェクター型のVRソリューションも登場しているが、明るい場所では映像が見えづらく、光が直接目に入って疲れやすい。そこで、MUSVIが選択したのは、ヘッドセットもプロジェクターも使わない「大型ディスプレー」という一見シンプルな手法だ。

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