「タイムレス」新メンバーのオーディションで盛り上がった「note」推し活の熱量

産経新聞 News

「タイムレス」新メンバーのオーディションで盛り上がった「note」推し活の熱量
産経サンケイ新聞
  • 📰 Sankei_news
  • ⏱ Reading Time:
  • 157 sec. here
  • 15 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 104%
  • Publisher: 53%

人気アイドルグループ「timelesz」(タイムレス)の新メンバーを募るオーディション企画「timelesz project」(通称タイプロ)が昨年9月から今…

人気アイドルグループ「timelesz」(タイムレス)の新メンバーを募るオーディション企画「timelesz project」(通称タイプロ)が昨年9月から今年2月にかけて展開され、審査の様子が動画配信大手Netflixでドキュメンタリーとして配信された。オーディションでメンバーが発する熱い言葉などがSNSを中心に話題を呼び、個人が文章などを投稿できるメディアプラットフォーム「note」(ノート)では、タイプロの配信を視聴して候補生を応援する「推し活」が盛り上がりをみせた。最終審査終了後もnoteにはタイムレス関連の長文の投稿が続いており、こうしたファンの熱量がグループの勢いを後押ししている。タイムレスは、昨年4月に旧グループ名の「Sexy Zone」(セクシーゾーン)から改名。マリウス葉さんや中島健人さんが卒業する中、菊池風磨さん、佐藤勝利さん、松島聡さんの3人のメンバーで再出発し、活動してきた。 しかし「死ぬほど売れたい」(菊池さん)という強い思いから、新メンバーの一般募集が決まり、審査の過程がNetflixで配信される異例の展開をたどった。オーディションの新しいエピソードが配信される度に人気が高まり、審査結果が発表された最終話配信日の2月15日には、Netflix上の「TV番組TOP10(日本)」で1位となった。 近年、推し活の舞台の一つとなっているnoteでも、タイプロに言及する投稿が急増。昨年9月の配信開始当初は、1日当たり数件だった投稿数が、最終結果の発表日には150件超に上った。関連する投稿はその後も増え続け、累計4000件を突破。Netflixの「地面師たち」や「愛の不時着」といった話題作の2倍以上にのぼっている。 タイプロをめぐっては、菊池さんの「殻、破れよ」などの候補生に向けられた熱いフレーズが話題となり、独特の言い回しを指す「菊池風磨構文」という言葉まで生まれた。一方で、推し活をするファンがnoteに書きつづった言葉も多くの読者の支持を集めた。 投稿の書き手が増えると、その感想や考察を読みたいユーザーも増え、審査結果が段階的に発表されるにつれて関連投稿の閲覧数(PV)が急増。今年1〜2月にはnote上の検索ワードの月間1位に「タイプロ」が入った。2月の新メンバー決定のタイミングでは、1日のPVが8万を超え、配信開始時と比べ約80倍に増えた。一般ユーザーによる1万字を超える記事も読まれた。 投稿の中では、セクシーゾーン時代から支えてきたファンが、グループの歴史や、オーディションで使用された楽曲の背景、ストーリーを解説する記事も人気を集めた。タイプロからハマった新規のファンを”古参”ファンが歓迎する動きもあったという。 人気作家の新川帆立さんもタイプロにハマった一人で、noteでの唯一の投稿が、5000字を超える同オーディションに関するものだ。「小説を書けなくなった小説家がタイプロにハマった話」と題し、既存メンバーの挑戦や候補生の奮闘が励みになったとつづった。タイプロの推し活投稿の筆者は、プロの小説家から一般ユーザーまで幅広い層に及び、いずれも熱量が高いのが特徴だ。noteのタイプロ関連の投稿内容を分析したところ、オーディションやグループの名前に次いで、「好き」という言葉が多く含まれていることが分かった。「推す」も登場回数で上位に入り、それぞれ1投稿当たり平均1つ以上含まれていた。ほかにも「楽しい」「嬉しい」「面白い」といったポジティブな単語が多く使われていた。noteのタイプロ関連投稿のワードクラウド(noteのデータを基に作成) noteの投稿には、惜しくも合格を逃した候補生に言及した記事も数多い。候補生に言及した記事数のランキングでは、1位と2位に新メンバーの寺西拓人さん、篠塚大輝さんが入った一方、3位は最終前の5次審査で落選した前田大輔さんだった。前田さんの審査順位は、3次で8位、4次で12位にとどまっていた。言及記事数の5位には、5次審査を1位通過したものの、惜しくも落選した浜川路己(ろい)さんが入った。その浜川さんはオーディション終了から3か月後の5月8日、言及数で8位に入った本多大夢(ひろむ)さんとユニット「ROIROM」の結成を発表した。落選した候補生の再スタートには、noteにみられる熱量の高いファンダムの存在も影響したものとみられる。タイプロでは、ダンスや歌唱を熱心に指導したトレーナーにも注目が集まった。中でも、振り付け師のNOSUKEさんは、言及された記事数で全候補生(フルネーム表記)を上回った。5次審査で前田さんの落選が発表された直後、NOSUKEさんが口を手で強く押さえ、一人むせび泣くシーンは、多くの視聴者の心を打った。裏方であるNOSUKEさんだけを取り上げた記事も複数書かれた。既存メンバーと候補生に加え、トレーナー陣という第3の存在も、ドキュメンタリーへの感情移入のしやすさにつながったとみられる。5月21日には、日本マクドナルド公式X(旧ツイッター)に、コーヒーの宣伝でダンスを踊るNOSUKEさんの動画が投稿されるなど、タイプロの波及効果が広がっている。noteでは、アイドルやタレント、歌手への推し活が人気のジャンルとして確立している。ライブに行った感想をまとめたライブレポートから、新規のファン向けの用語や応援の仕方の解説、推し仲間をさらなる「沼」へと引き込むエピソード紹介まで、様々な「書く」推し活が日々、繰り広げられている。さらに「特徴的なのは、noteが推しを『“布教”する(広める)場所』として多くのファンに活用されていること。自分の推しの魅力を丁寧に語り、新しいファンを呼び込む記事が数多く投稿されている」と指摘。「推し活の盛り上がりは、自分の好きを表現し、他者とつながり、喜びを分かち合う新たな形として、社会に根付きつつある」と分析する。 同社は投稿数などを基に「推しアーティスト」や人気ドラマのランキングを発表し、推し活やコンテンツを考察する需要を伸ばそうとしている。今年の2〜3月には「#ハマった沼を語らせて」と題したコンテストを開催したところ、1万504件もの投稿が集まったという。noteが、推しへのあふれる思いを受け止める場所として機能している背景には、サービス特性や広告に頼らないビジネスモデルがある。人々の関心や注目を集めることに特化して経済的価値を高める「アテンション・エコノミー」から距離を置くことで、推し活の主要な舞台としての立ち位置を確立し、存在感を示している。 XなどのSNSは文字数の制約もあって、瞬間的な実況や感情の共有に適している。対してnoteは、まとまった長文を書くことができる利点があり、さらに広告が表示されないため、読者にコンテンツに集中してじっくり読んでもらうことができる。 PVやインプレッション(表示回数)による収益構造ではないため、無理に注目を集めようとするインセンティブも生まれにくい。代わりに、記事単体での有料販売、コンテンツの月額購読といった課金の仕組みが用意されている。note上で課金売上などの年間流通総額は170億円に上り、広告によらないサービス運営が可能になっている。 noteの担当者は、「読み手に真剣に読んでもらうために、あえてハードルとして課金を設定している書き手もいる。何より、それぞれのコミュニティがお互いの『好き』を尊重し合う温かい雰囲気があることが、noteの大きな特徴だ」と話している。(データアナリスト 西山諒).

人気アイドルグループ「timelesz」(タイムレス)の新メンバーを募るオーディション企画「timelesz project」(通称タイプロ)が昨年9月から今年2月にかけて展開され、審査の様子が動画配信大手Netflixでドキュメンタリーとして配信された。オーディションでメンバーが発する熱い言葉などがSNSを中心に話題を呼び、個人が文章などを投稿できるメディアプラットフォーム「note」(ノート)では、タイプロの配信を視聴して候補生を応援する「推し活」が盛り上がりをみせた。最終審査終了後もnoteにはタイムレス関連の長文の投稿が続いており、こうしたファンの熱量がグループの勢いを後押ししている。タイムレスは、昨年4月に旧グループ名の「Sexy Zone」(セクシーゾーン)から改名。マリウス葉さんや中島健人さんが卒業する中、菊池風磨さん、佐藤勝利さん、松島聡さんの3人のメンバーで再出発し、活動してきた。 しかし「死ぬほど売れたい」(菊池さん)という強い思いから、新メンバーの一般募集が決まり、審査の過程がNetflixで配信される異例の展開をたどった。オーディションの新しいエピソードが配信される度に人気が高まり、審査結果が発表された最終話配信日の2月15日には、Netflix上の「TV番組TOP10(日本)」で1位となった。 近年、推し活の舞台の一つとなっているnoteでも、タイプロに言及する投稿が急増。昨年9月の配信開始当初は、1日当たり数件だった投稿数が、最終結果の発表日には150件超に上った。関連する投稿はその後も増え続け、累計4000件を突破。Netflixの「地面師たち」や「愛の不時着」といった話題作の2倍以上にのぼっている。 タイプロをめぐっては、菊池さんの「殻、破れよ」などの候補生に向けられた熱いフレーズが話題となり、独特の言い回しを指す「菊池風磨構文」という言葉まで生まれた。一方で、推し活をするファンがnoteに書きつづった言葉も多くの読者の支持を集めた。 投稿の書き手が増えると、その感想や考察を読みたいユーザーも増え、審査結果が段階的に発表されるにつれて関連投稿の閲覧数(PV)が急増。今年1〜2月にはnote上の検索ワードの月間1位に「タイプロ」が入った。2月の新メンバー決定のタイミングでは、1日のPVが8万を超え、配信開始時と比べ約80倍に増えた。一般ユーザーによる1万字を超える記事も読まれた。 投稿の中では、セクシーゾーン時代から支えてきたファンが、グループの歴史や、オーディションで使用された楽曲の背景、ストーリーを解説する記事も人気を集めた。タイプロからハマった新規のファンを”古参”ファンが歓迎する動きもあったという。 人気作家の新川帆立さんもタイプロにハマった一人で、noteでの唯一の投稿が、5000字を超える同オーディションに関するものだ。「小説を書けなくなった小説家がタイプロにハマった話」と題し、既存メンバーの挑戦や候補生の奮闘が励みになったとつづった。タイプロの推し活投稿の筆者は、プロの小説家から一般ユーザーまで幅広い層に及び、いずれも熱量が高いのが特徴だ。noteのタイプロ関連の投稿内容を分析したところ、オーディションやグループの名前に次いで、「好き」という言葉が多く含まれていることが分かった。「推す」も登場回数で上位に入り、それぞれ1投稿当たり平均1つ以上含まれていた。ほかにも「楽しい」「嬉しい」「面白い」といったポジティブな単語が多く使われていた。noteのタイプロ関連投稿のワードクラウド(noteのデータを基に作成) noteの投稿には、惜しくも合格を逃した候補生に言及した記事も数多い。候補生に言及した記事数のランキングでは、1位と2位に新メンバーの寺西拓人さん、篠塚大輝さんが入った一方、3位は最終前の5次審査で落選した前田大輔さんだった。前田さんの審査順位は、3次で8位、4次で12位にとどまっていた。言及記事数の5位には、5次審査を1位通過したものの、惜しくも落選した浜川路己(ろい)さんが入った。その浜川さんはオーディション終了から3か月後の5月8日、言及数で8位に入った本多大夢(ひろむ)さんとユニット「ROIROM」の結成を発表した。落選した候補生の再スタートには、noteにみられる熱量の高いファンダムの存在も影響したものとみられる。タイプロでは、ダンスや歌唱を熱心に指導したトレーナーにも注目が集まった。中でも、振り付け師のNOSUKEさんは、言及された記事数で全候補生(フルネーム表記)を上回った。5次審査で前田さんの落選が発表された直後、NOSUKEさんが口を手で強く押さえ、一人むせび泣くシーンは、多くの視聴者の心を打った。裏方であるNOSUKEさんだけを取り上げた記事も複数書かれた。既存メンバーと候補生に加え、トレーナー陣という第3の存在も、ドキュメンタリーへの感情移入のしやすさにつながったとみられる。5月21日には、日本マクドナルド公式X(旧ツイッター)に、コーヒーの宣伝でダンスを踊るNOSUKEさんの動画が投稿されるなど、タイプロの波及効果が広がっている。noteでは、アイドルやタレント、歌手への推し活が人気のジャンルとして確立している。ライブに行った感想をまとめたライブレポートから、新規のファン向けの用語や応援の仕方の解説、推し仲間をさらなる「沼」へと引き込むエピソード紹介まで、様々な「書く」推し活が日々、繰り広げられている。さらに「特徴的なのは、noteが推しを『“布教”する(広める)場所』として多くのファンに活用されていること。自分の推しの魅力を丁寧に語り、新しいファンを呼び込む記事が数多く投稿されている」と指摘。「推し活の盛り上がりは、自分の好きを表現し、他者とつながり、喜びを分かち合う新たな形として、社会に根付きつつある」と分析する。 同社は投稿数などを基に「推しアーティスト」や人気ドラマのランキングを発表し、推し活やコンテンツを考察する需要を伸ばそうとしている。今年の2〜3月には「#ハマった沼を語らせて」と題したコンテストを開催したところ、1万504件もの投稿が集まったという。noteが、推しへのあふれる思いを受け止める場所として機能している背景には、サービス特性や広告に頼らないビジネスモデルがある。人々の関心や注目を集めることに特化して経済的価値を高める「アテンション・エコノミー」から距離を置くことで、推し活の主要な舞台としての立ち位置を確立し、存在感を示している。 XなどのSNSは文字数の制約もあって、瞬間的な実況や感情の共有に適している。対してnoteは、まとまった長文を書くことができる利点があり、さらに広告が表示されないため、読者にコンテンツに集中してじっくり読んでもらうことができる。 PVやインプレッション(表示回数)による収益構造ではないため、無理に注目を集めようとするインセンティブも生まれにくい。代わりに、記事単体での有料販売、コンテンツの月額購読といった課金の仕組みが用意されている。note上で課金売上などの年間流通総額は170億円に上り、広告によらないサービス運営が可能になっている。 noteの担当者は、「読み手に真剣に読んでもらうために、あえてハードルとして課金を設定している書き手もいる。何より、それぞれのコミュニティがお互いの『好き』を尊重し合う温かい雰囲気があることが、noteの大きな特徴だ」と話している。(データアナリスト 西山諒)

We have summarized this news so that you can read it quickly. If you are interested in the news, you can read the full text here. Read more:

Sankei_news /  🏆 68. in JP

産経 サンケイ 新聞 ニュース 速報 政治 経済 社会 国際 スポーツ エンタメ

 

United States Latest News, United States Headlines

Similar News:You can also read news stories similar to this one that we have collected from other news sources.

timelesz菊池風磨、新CMで軽快ダンス「8人でドームに立つ」今叶えたい夢も明かす(2025年5月21日)|BIGLOBEニュースtimelesz菊池風磨、新CMで軽快ダンス「8人でドームに立つ」今叶えたい夢も明かす(2025年5月21日)|BIGLOBEニュース【モデルプレス=2025/05/21】timelesz(タイムレス)の菊池風磨が、あと払い(BNPL)サービス「ペイディ」のCMキャラクターに起用。5月21日より放映開始(東…|BIGLOBEニュース
Read more »

ドローン点検1,100橋以上の実績を持つ現場の声から産まれた橋梁点検専用効率化アプリ「Waymark Note」を提供開始(基本機能無料)ドローン点検1,100橋以上の実績を持つ現場の声から産まれた橋梁点検専用効率化アプリ「Waymark Note」を提供開始(基本機能無料)ドローン点検1,100橋以上の実績を持つ現場の声から産まれた橋梁点検専用効率化アプリ「Waymark Note」を提供開始(基本機能無料) 株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマークのプレスリリース
Read more »

東亜非破壊検査、「GEMBA Note」で現場業務をシステム化東亜非破壊検査、「GEMBA Note」で現場業務をシステム化東亜非破壊検査、「GEMBA Note」で現場業務をシステム化 株式会社MetaMoJiのプレスリリース
Read more »

第二のYOASOBI、CreepyNutsは生まれるか?日本アニメのグッズ・音楽・ゲーム展開、海外進出の現状第二のYOASOBI、CreepyNutsは生まれるか?日本アニメのグッズ・音楽・ゲーム展開、海外進出の現状東京大学経済学部を卒業後、アクセンチュアに新卒で入社。マスメディア業界を中心にビジネスコンサルティングに従事。その後、シンガポールに移住しWeb3 x アニメスタートアップでビジネス全般を統括。世界初のアニメ動画NFTをリリース。帰国後、Netflix Japanでコンテンツライセンス担当として、Netflix Originalを含む200以上の作品を調達。現在は株式会社Haruの代表として、エンターテインメントやメディア企業を中心に、コンテンツビジネスの戦略策定及び実行推進を伴走支援。note:https://note.
Read more »

Let's noteとは何か? を問い詰めて磨きをかけた新モデル「SC」と「FC」登場 情シスも安心の仕掛けとは(1/4 ページ)Let's noteとは何か? を問い詰めて磨きをかけた新モデル「SC」と「FC」登場 情シスも安心の仕掛けとは(1/4 ページ)パナソニック コネクトがモバイルPC「Let's note」シリーズの新モデル「SC」と「FC」を発表した。新モデルの特徴をまとめた。
Read more »

藤原竜也・松山ケンイチが共演、「DEATH NOTE デスノート」BS12で2週連続放送藤原竜也・松山ケンイチが共演、「DEATH NOTE デスノート」BS12で2週連続放送映画「DEATH NOTE デスノート」「DEATH NOTE デスノート the Last name」が、6月1日と8日にBS12 トゥエルビの「日曜アニメ劇場」枠で放送される。
Read more »



Render Time: 2026-04-01 22:08:51